教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



中3受験生のみなさん、本当に受験おつかれさまでした。

今回は、家庭教師のトライ・個別教室のトライ北海道エリア教務委員会(神山教室長ら)にて、
2018年3月6日(火)に行われました『北海道公立高校入試問題』出題分析を掲載いたします。
最後に今回は【社会編】です。

【社会】難易度…昨年が易しかったため、昨年よりはやや難しいが平年並み

*第1問の小問集合。
どれも基本的な語句を問うもので、内容は易しいです。
裁判員制度における順序の並べ替えは見慣れない問題ですが、よく考えれば正答はわかります。
学校裁量問題出題校の受験者で、第1問を多く落としているようだと厳しいです。

*第2問は歴史からの出題。
全体的にやや易しめです。記述の説明問題も地租改正に関するもので、
見覚えのある生徒さんも多かったでしょう。
ただし、問3の「ほしか」の原料と九十九里浜の位置を完全解答で答える問題は
正答率が少し下がりそうです。
(「ほしか」が干したいわしを表す「干鰯」と書くことを知っていればわかりました。
語句の由来まで把握しておくと良いでしょう。)

*第3問は公民からの出題。
衆議院の優越に関する完全解答の問題や、立憲主義の説明は難しいですが、
他は取りにくくはないでしょう。また資料の読み取りに関する問題が今年はこの分野からの
出題となりました。グラフから読み取れることを答える問題は頻出で今後も注意が必要です。

*第4問は地理からの出題。
ここが2部構成になるのは昨年からの傾向。時差の問題がただの計算ではなく
グラフで書かせるという出題でこれは新傾向出題です。
輸出の相手国のグラフから品目を読み取る問題は、石油については容易ですが、
液化天然ガスと石炭の選択は悩むことでしょう。日本の石炭輸入の大半が
オーストラリアだと知っていなければ解けないです。日本の輸出入の相手国と
その主な品目は抑えておく必要がああります。北方領土に関する問題は毎年出題されているため、
島名とその位置は必ず覚えておくべきです。農業の都道府県別の生産品目割合などは
出題されやすいため今後も注意が必要です。

全体的な難易度としては、易しかった昨年よりはやや難しい印象ですが、平年並みと言えるでしょう。
社会:問題平均点35~36点と予想します。

さあ、次期受験生の方は、限られた時間のなかで、これまでの知識を活かしながら、
それを本番で使えるように、入試傾向をふまえての実戦力を身につけていかなければなりません。
社会の勉強は、丸暗記に頼る勉強よりも資料の読み取り能力をきたえておく必要がありますし、
記述の説明問題の練習も必要となっています。

希望溢れる春です!
合格のための現学年総復習・新学年の予習、日々の勉強の習慣付けなど、
特に新中3生の方は来年の入試・合格へ向けての新たな第一歩を踏み出していきましょう!

トライでは「自学力」を高め、そうした「実戦力」へ導く教師たち・指導体制が整っています。

学習無料相談・学力無料分析は、トライ:0120-555-202(9:00~23:00受付)までお気軽にお問い合わせください。

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