教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



中3受験生の皆さん、本当に受験おつかれさまでした。

家庭教師&個別教室のトライ北海道グループ教務委員会【担当“トライさん”神山】から、

2022年3月3日(木)に行われました『北海道公立高校入試問題』の出題分析【英語編】をお送りします。





【英語】 難易度…前年の裁量問題と同程度かやや易しい程度。標準問題よりはかなり難しい。

第1問のリスニングは35点の配点。事前に予告されていた通り大幅な増加となった。

問1,2は新傾向の1回読み問題。いずれも文を読み上げるスピードが速く、設問の間の考える時間が短いため、何と言っていたかを考えたり設問の選択肢を考えているうちに次の問題が読まれてしまうため、読み上げを聞いてスッと答えられるような力が必要。これまでに比べるとかなり難しい。

問3は従来通りで先に設問に目を通すよう促され、そのあと英文が読まれるパターン。目を通す時間が20秒と短く、英文を訳す時間はない。一度英文が読まれたあとの解答時間に英文を訳して考えるしかないが訳しづらい分もあり難しい。

問4は新傾向となる選択式でなく記述解答の問題。男性の声が聞き取りにくく難しく感じたかもしれないが、内容が聞き取れたならば設問はそこまで難しくはなかった。

全体的にリスニングの難易度は大きく上昇した印象で、次年度以降の受験生はきちんと対策して臨まなければ苦しいだろう。


第2問は問1~問2については例年通り易しい内容の小問集合。ごく基本的な単語力があれば容易に解ける問題ばかりで、確実に得点を積み重ねておきたい内容。問3で簡単な自由英作文が組み込まれたのは3年連続。様々な答え方ができる内容で、自分の知っている単語や文法の範囲で無理なく書けば難しくはなかった。


第3問がABCの3問構成になり、Aが図表読み取りの問題、Bが例年通りと言える程度の短めの長文、Cは前年までの裁量問題を彷彿させる長めの長文。

Aの図表読み取りは図表の内容を完全に理解する必要はなく、設問から先に目を通し必要分だけ訳すのがコツというのは例年通り。問2の英作は1文で書く指定のため長くなりがちで細かな文法ミスで減点されてしまう生徒さんも多かっただろう。

Bの長文は難しい文法があまり使われずに書かれているため全体的に内容が分かりやすくなっており、内容に合うものを選ぶという設問も難しくない。問3の記述問題は例年通りでほぼ本文の抜き出しで書けるため易しい。

Cの長文は正確に訳そうとすると難しい文も含まれてはいたが、あまり細かいことを気にせずなんとなく訳していても話は理解できる。中学英語ではあまり見かけない単語も含まれていたため、そこが正しく訳せたかが鍵。内容さえ理解できれば設問はごくオーソドックスなもので難しくはなかった。


第4問は自由英作文。昨年までは裁量問題の一部に組み込まれていたもの。

(1)は自己紹介で難しく考えずに簡単な文を2つ並べるだけで良いので得点しやすい。

(2)は「あなたが日常生活で他人に対してとった親切な行動の話」で「どのような状況で」「どのような行動をとり」「どのような結末になったか」を全て含むように書くという内容。条件がかなり限定的になっていたため、言いたいことを書き表すのは困難だっただろう。制限語数が昨年の30語から24語減ったとはいえ易しくはなかった。

(3)は(2)が書けてしまえば簡単だが(2)でつまづいて書けなかった生徒さんはかなり多いだろう。

全体の難易度としては、前年までの裁量問題と同程度かそれよりは少し易しいかといった程度で、標準問題と比べるとかなり難しい。

特にリスニングは聞いてすぐ処理するような能力が求められたため、大きく難化したといえる。今後は英検対策のリスニングCDを用いるなどして聞き慣れるようにする訓練は必須となるだろう。





いかがでしたか?

特に次期受験生の方は、限られた時間のなかで、これまでの知識を活かしながらそれを本番で使えるように、最新入試傾向をふまえての実戦力をつけていかなければなりません。



さあ希望溢れる春です!合格のための現学年の総復習・新学年の予習、日々の勉強習慣付けなど、 特に新中3生の方は来年の入試・合格へ向けての新たな第一歩を踏み出していきましょう! トライでは「自学力」を高め、そうした「実戦力」へ導く教師たち・指導方法が整っています。



学習相談・学力分析(AIを使った学習)は、ぜひ家庭教師&個別教室のトライ:0120-555-202(9:00₋23:00 土日祝も受付)までお気軽にお問い合わせください。




「札幌の業界を代表するプロ家庭教師のご紹介」

「北海道で家庭教師を選ぶなら、35年以上の実績・信頼を誇るトライへ」

『トライ北海道ブログで最新合格体験談・成績UP実例発信中!』

フォームでのお問い合わせはこちらからどうぞ。

このページのトップに戻る

北海道のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら