教育プランナーブログ

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中3受験生の皆さん、本当に受験お疲れ様でした!

家庭教師のトライ北海道グループ教務委員会
【担当“トライさん”神山】からの、

2025年3月4日(火)に行われました『北海道公立高校入試問題』出題分析です。


昨年が難しい出題であったため、それと比較するとやさしく標準的な難易度に戻った印象。


第1問は例年通り小問集合。配点は34点で全体の約3分の1の配点があるのも例年通り。

昨年の第1問は難しめの構成だったが今年は昨年よりやさしい。

完全解答の設問もあるが内容がやさしめでしっかり得点しておきたい内容。

問5は北海道の入試で毎年出題される北方領土問題。今年は2つの島の位置を答えるだけなのでやさしかった。

説明させる問題は問6(2)のみ少し書きにくいと感じた生徒さんは多そうだが、他はオーソドックスで語句の意味を知っていれば容易に書ける。


第2問は歴史からの出題。配点は22点。

説明させる問題は問2と問3に配置。問2は資料で読み取れることをただ記述するだけなので書きやすいが、問3は田沼の時代がいつごろなのかが理解できていなければならず、かつ読み取った内容をまとめるのも難しめで得点しにくい。

他は全て選択問題だが正しい理解がないと正答は導けず難しめ。


第3問は地理からの出題。配点は22点で地理が2部構成になるのはここ数年続く傾向。

Aの問1はやさしめながら完全解答でやや得点しにくい。問2・問3はいずれも説明させる問題で、資料から読み取れることだけでなくそこから考えられることまで広げなければならず難しめ。

Bの問1は水力発電所が川の多いところにあること、外国人観光客の多さは選択肢の中だと大阪だということはわかりやすいことからやさしめ。問2の語句が富岡製糸場であるとわかれば製糸のために蚕の飼育に桑が必要とわかる。問3の説明問題2題はいずれも資料から書くべきことはイメージしやすく、昨年に比べると得点しやすかった。


第4問は公民からの出題。配点は22点。

設問は難しくないものが多いが完全解答ばかりで得点は取り切れなさそう。

説明させる問題は2問。問5は衆議院の優越の理由というごくオーソドックスなもので書きやすい。問6は円高から安価で労働力を求められるということに結び付ける必要がありやや難しかった。


全体として、大きく難化していた昨年に比べるとやさしくはなった。

説明問題も昨年よりは書きやすくなっており、得点しやすくなったことから平均点は上昇すると思われる。




いかがでしたか?

特に次期受験生の方は、限られた時間のなかで、これまでの知識を活かしながらそれを本番で使えるように、最新入試傾向をふまえての実戦力をつけていかなければなりません。


さあ希望溢れる春です!合格のための現学年の総復習・新学年の予習、日々の勉強習慣付けなど、 特に新中3生の方は来年の入試・合格へ向けての、また新たな第一歩を踏み出していきましょう!

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