教育プランナーブログ

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こんにちは。

家庭教師のトライ茨城校です。

 

今回は、共通テストの倫理の概況についてお伝えいたします。

 

倫理

 

平均 63.29点(昨年比-8.67点)

分量 例年並み

難易度 やや難化

大まかな傾向  問題の設定がリード文から会話文へ変化。

 

問題構成

(大問数 4 解答番号数 33)

 

1 源流思想

2 日本思想

3 西洋近現代思想

4 青年期・現代社会分野 (↓の問題pickup で詳しく解説!)  

 

 

概観 

リード文から会話文へ変わったことで読解力が要求されるようになりました。文章量は変わらないものの、解答に時間がかかることで平均点が下がる要因となりました。

 

問題pickup

第4問は、表をもとに「レベル」と例の組合せを選ぶ新形式の問題が出題されました。

選択肢で述べられている具体例を一般化して表に書いてある内容と照らし合わせ、内容が一致しているものを選ぶ問題でした。読解力と思考力、要約力が試される問題でした。

 

来年に向けた対策方針

 

原典に触れよう

学校の授業では各思想家の表面的な思考のみを要約して取り上げる為、誤ったイメージを抱いてしまったり、似たような用語を用いる哲学者の思想を混同してしまうことがあります。
そうならないためには思想家の「生の言葉」に直接触れて心を動かす――「原典」に触れるのが一番です。
 
「でも哲学書は古めかしい、難しい言い回しをしていそうで、手を出しづらいな……」と思う方も多いでしょう。
しかし最近では、平易な現代語訳で分かりやすくなったもの、イラストやマンガを用いてとっつきやすく、理解を手助けしてくれるようなものも多く刊行されています。
勉強の合間に、倫理の授業の中で気になった思想家の本に触れてみるのも良いのではないでしょうか。

 

その他の対策方針

 

知識

まずは教科書に登場する基本語句を説明できるまで理解しましょう。
大まかな思想の枠組みを知っておいた方が、原典にも触れやすくなります。

思考力

どのように活用されているか具体例を用いながら思想内容を説明できるように訓練しましょう。

理解

思想内容が展開された時代背景を踏まえつつ、流れの文脈の中で捉えるようにしましょう。
世界史や日本史の学習内容と絡めることで、相互の理解が深まります。

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