2012年7月
2012年7月31日
茨城県 夏休み 自由研究のポイント
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
さて、前回は読書感想文についてお送りしましたが、
続く今回は夏休みの宿題つながりで、自由研究についてです!
「まだまだ夏休みは始まったばっかり…」と思われてる方も多いかもしれませんが、
あっという間に時は過ぎて、8/31になってしまいます。宿題は計画的に。
自由研究についてですが、自由研究への印象は大きく2パターンあると思います。
「自分であれこれ調べられて楽しい」という方と、単に「面倒」だという方です。
今回はどちらの方も想定して、
「テーマを選ぶときのポイント」「まとめ方のポイント」の2点について
お話していきたいと思います。
まず、重要なテーマ選びです。
もちろん自分の好きなこと、興味があることをテーマに選ぶのがいいのですが、
「それがあったら苦労しない…」という方も多いでしょう。
まずは身近なところからテーマ探しを始めてみてください。
近所の水質・植物の成長・雲の形・昆虫・カップラーメン・紙飛行機・・・
教科書に載っていないようなことでも構いません。どのようなものでもいいのです。
自由研究は、「科学の目を育てる」ために行うとよく言われますが、
これはつまり、身近なこと・ものに対して、「どうしてだろう?」「気になる」
という気持ちをもつということです。
「なぜ」、「どうして」を探す、という観点で取りかかってみましょう。
そして、まとめる際のポイントです。
これは書いていく項目、順序を明確にすることが重要です。
一例ですが、次のような項目を盛り込むと、理路整然とした研究レポートとなります。
【テーマ/動機/方法/結果/考察/まとめ・感想/参考資料】
まず目次として、これらを載せたページを作るのも重要です。
そして、これらの項目を見出しとして、研究成果をまとめていくのです。
形式がきちんとしているだけで、同じ内容でもずいぶん見え方が違ってきます。
それでは、参考までに、自由研究に役立ちそうな、茨城県内の情報も
いくつか挙げておこうと思います。
・JAXA 宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター
宇宙機の研究開発や開発試験、人工衛星などの管制などを行っている施設。一般向け展示館も。
・ミュージアムパーク 茨城県自然博物館
博物館・野外施設のほか、自由研究向けの展示やイベントも。
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/index.html
・いばらきサイエンスキッズ育成プラン
大学教員・大学院生による、茨城大学キャンパス等での夏休み自由研究指導
http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/kouho/webkyouiba/h22/8/tokusyu2.htm
夏休みの宿題・最大のヤマである自由研究。
うまくこなして、夏休みを満喫してください!
2012年7月27日
茨城県 読書感想文 書き方のポイント
読書感想文は、学習指導要領の「感想と意見を区別する」「自分の考えを明確にする」といった
とはいえ、あくまで学校の課題ということを忘れてはいけません。
次に、そのエッセンスについて自分がどう考えるか(=自分のアイディア)を出していきます。
そうして書くアイディアがたまったら、
2012年7月24日
茨城県 大学受験を制する夏の過ごし方 第2回
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
大学受験のための夏休み、第2回では、
生活リズムの整え方、過ごし方についてピックアップしていきます。
やはり夏休みに危惧すべきは、生活リズムが崩れてしまい、学習時間が確保できなくなったり、
効率が悪くなったりすることでしょう。
とにかく、ひとつでいいので、意識してほしいのは起床時間です。
毎朝決まった時間に起き、学習を開始する。簡単なようで難しいことです。
しかし、これを意識するだけで、夏休みのリズムが大きく崩れてしまうことはありません。
また、生活リズムが崩れ始めたら、一度しっかりと休息日をとることも効果的です。
「今日一日は、たっぷりと休む。その代わり明日からはいつものペースに必ず戻す」
と決めて休息日を取るのです。漠然と休みを取り続けていると、
だらだらしてしまい、いつまでも身が入らず逆効果です。
自分の部屋では集中できない!という方もいるかと思います。
それなら部屋を出てどこか他の場所で、避暑しながら勉強してみるのはいかがでしょう?
環境の変化は、効率をぐんと上げてくれます。
図書館や塾の学習スペースは物音のない環境・ムードを提供してくれます。
無音だとはかどらない・・・という方は、市町村の公共施設を探してみるのもいいでしょう。
たまにはファミレスなどを利用してみるというのも手です。
そして夜の涼しい時間には自室で勉強を進める・・・という風に、
自分が快適なサイクルを作ってしまいましょう。
初めは面倒に感じる外出も、生活サイクルになってしまえば苦ではありません。
友達との勉強が好きな方もいるかもしれません。
一人で行うより励みになる、お互いに教えあうことができるなど、はかどるという方もいるようです。
ただ、状況によっては、おしゃべりで勉強時間が削られてしまうという側面もありますので、
ご注意を。
学習スタイルは人それぞれです。ぜひ自分なりの学習スタイルを模索してみてください。
今年の夏休みは、「勉強漬け」の夏休みになってしまうかもしれません。
でもここが踏ん張りどころです。モチベーションを維持して、頑張っていきましょう!
2012年7月20日
茨城県 大学受験を制する夏の過ごし方 第1回
2012年7月17日
茨城県 中学受験を制する夏の過ごし方 第2回
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
中学受験のための夏休みの過ごし方についてお話していますが、
第2回では、夏休みの生活リズムや時間の使い方などに重点を置いてお話していきます。
長い夏休み、毎朝決まった時間に起きて決まった時間学習するという生活リズムは、
これまであった「学校に行く習慣」がなくなってしまうことで、どうしても崩れてしまいます。
できるだけ普段どおりのリズムで生活することを意識していきましょう。
まずは「起きる時間」を意識してみるといいでしょう。
毎日起きる時間をきちんと守るだけで、生活リズムは大きく崩れないものです。
さて、勉強時間を確保していく上で、第一にやってほしい重要なことがあります。
それは勉強する時間をしっかり定めるということです。
1日の学習時間を時刻まで指定して設け、その時間になったら確実に勉強する、
という習慣をつけると勉強時間をもらさず確保できます。
あまり根を詰めすぎても、集中力は低下してしまいます。
学習する時間と休憩とをはっきりと分け、メリハリあるタイムスケジュールを組むことが重要です。
気候も暑い季節になってきます。体調を崩してしまう方もいますので、
夏バテや夏風邪にも気をつけてください。
勉強しやすい時間・環境をうまくつくりながら、夏休みの学習を進めていきましょう。
良い夏休みになりますように!
2012年7月13日
茨城県 中学受験を制する夏の過ごし方 第1回
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
本日は、中学受験を考えている!という方に向けた記事となります。
ずばり、中学受験に向けてこの夏何をすればいいのか、どう過ごせばいいのかを
2回に分けてお話していきたいと思います。
第1回の今回は、勉強の仕方についてです。
まず小学6年生の方。小6生にとっては、この夏休みはかなり大事な時期になります。
夏休みを機に、受験モードへとギアを切り替えていく必要があるからです。
塾と併用されているという方は、
塾で行っている内容と家庭教師の指導内容とを、しっかり区分分けしていくことが
効率のよい学習につながります。塾では夏期講習などが始まる時期でしょう。
塾で受験を意識した問題に取り組んでいるということであれば、
家庭教師の指導時間は全体形式の夏期講習で穴ができてしまいがちな部分に取り組みましょう。
特に、苦手ポイントの洗い出し・克服は家庭教師指導日に意識して取り組めるとよいでしょう。
習い事のない方、夏休みの時間が学習にじっくり充てられるという方は、
指導日でない日を有効に使っていきましょう。指導日以外には、苦手な分野の基礎的な問題から、
難易度の高い問題まで、積極的に幅広い内容に取り組みましょう。
そして溜まった分かっていない部分を指導日に先生と詰めていく、という使い方が望ましいです。
宿題のこなし方などについても相談していけるといいですね。
秋に入ってくると、応用問題をざくざく解いていくのが理想です。
そのためにも、今のうちに下準備を進めていきましょう。
さて、中学受験を今から考えている、という小6生以外の方、
特に小4生や小5生の方もいるかもしれません。
まずは、自分の学力到達度がどの程度なのかをチェックしていきましょう。
この時期に大切なのは、ここまで学習した内容をしっかり仕上げていくことです。
この段階で過去問が完璧に解ける必要はありません。
むしろ、歯ごたえのありすぎる問題に延々取り組んでいると、
モチベーションを低下させてしまう可能性があります。
続く第2回では、中学受験のための、夏の生活リズムについてお話しする予定です。
2012年7月9日
茨城県 高校入試 国語シリーズ(第1回) ~現代文~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校入試シリーズ、最後の教科は国語になります。
第1回ではやはり国語の問題の要、現代文について、
小説文と論説文とに分けてお話していこうと思います。
国語の問題は、例年次のような形を踏襲しています。
①小説文
②論説文
③古文(年によっては漢文)
④詩or短歌or俳句とその鑑賞文
⑤文法・作文
まず国語で演習しなければならないのは、やはり①の小説文・②の論説文になってくるでしょう。
例年の問題の形式を見てみると、漢字の読み・書きが3題ずつと、接続詞などの言葉の穴埋め問題は毎年の出題。
その後の問題形式は年により少しずつ異なっていますが、概ね内容把握の記号選択問題が出されています。
近年では文章からの抜き出しも論説文で出題が見られます。
そして、多くの方が抵抗を感じているのが記述形式の問題でしょう。
数としては、例年2~3題、自分の言葉にして記述する問題が出ています。
語数は年によってバラバラですが、60字以内というボリュームある年も見受けられます。
いずれにせよ、国語での高得点を目指すためには、これらの問題に対応していく力が必要です。具体的には、
Ⅰ)1000字を超える問題文を読み、内容を把握する力
→記号選択形式の内容把握問題
Ⅱ)設問で問われていることを理解し、問題文の言葉を使いながら回答を組み立てていく力
→記述形式の説明問題
の2つの力をつけていこう、ということになります。
さて、そのために今年の夏、何をしていくべきでしょうか。
まずⅠ)についてですが、ここからは読解スピードを上げていく必要があります。
本番では長い文章を読みこなす必要があり、作文も控えているため、ゆったりと問題を解いていくということはできません。
初めから本番の制限時間(5題全てで50分)を意識する必要はありませんが、
だらだらと時間をかけて問題文を読むクセがついてしまうというのも考えものです。
この時期、まずはスピードを上げていく意識からつけていきましょう。
Ⅱ)についてですが、これは自分の手を動かして、実際の回答を作ってみるのが上達のための一番の早道です。
頭の中で「文章のこの辺を書けばいいや…」と考えて、解答に手を伸ばしたりしていませんか?
いざ書いてみるとなると、なかなか時間がかかるものです。
回答を作る→模範解答とどう違うか確認する のプロセスは、夏のこの時期からガツガツ取り組んでいきましょう。
コツは自分の言葉にしすぎず、文章中の言葉をうまく使って解答を作る、ということです。
これからは国語に関しても、問題演習が必要な時期に入ってきます。様々な文章にあたっていきましょう!
2012年7月7日
茨城県 高校入試 社会シリーズ(第1回) ~地理分野総括~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校入試シリーズ、本日は社会シリーズの第1回です。
第1回では地理分野に論点を絞って、頻出問題や、
つまづきやすいポイントなどにも触れながらお話していきます。
さて、茨城県の高校入試は例年4つの大問で構成されています。
地理・歴史・公民の各分野から1つずつに加え、大問④では3分野の融合問題が毎年出題されています。
融合問題というと応用度が高そうですが、心配はいりません。形式としては小問集合に近く、
実際には地理・歴史・公民各々に対する理解さえあれば答えられるものであり、
特別な対策が必要になってくる問題ではありません。
【地理】
それでは、地理の領域について詳しく見ていきましょう。
問題としては純粋な知識と問うものと、グラフ・表のデータを読み取って答える問題、両者ともたっぷり出題されています。
暗記に頼らない、データを使って答える問題に苦戦している方もいるかもしれません。
しかしこのような問題は暗記問題と違い、
じっくり考えれば必ず答えが導き出せる問題でもあるので、落とさないように練習していきましょう。
地形図を用いた問題は毎年確実に出題されています。
こちらも慣れが必要な問題ですので、量をこなしておきましょう。
【計算問題】
苦手な方も多いであろう「計算問題」も見てみましょう。
まず「時差問題」です。
近年連続で出題されてきたのですが、昨年度は4年ぶりに出されませんでした。
とはいえ今後出される可能性も捨てきれないため、対策しておくに越したことはありません。
「縮尺問題」は数年に1回程度の頻度で出題されています。
また、近年の新傾向である図を書き込む問題も、ある程度目にしておくとよいでしょう。
【夏の学習ポイント】
さて、それではこの時期に何をやったらいいのか?
ということなのですが、まずは地理の基本的知識の総ざらいが必要です。
知識が十分に足りているという状況になったら、本番のようなデータを使う問題、
計算問題などの演習も取り入れていく必要があるのですが、
この時期はベースとなる知識の補充、穴が無いかの確認を積極的に行いましょう。
中3生ならば地理分野は、既に終わった範囲の学校が大多数かと思います。
総復習という形で、全体をカバーする勉強を心掛けていきましょう。
2012年7月3日
茨城県 高校入試 理科シリーズ(第1回) ~第一分野総括~
高校入試 理科シリーズ(第1回) ~第一分野総括~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校入試シリーズが続いておりますが、今回は理科について、第1回をお送りします。
茨城県の理科は、毎年幅広い範囲の問題がまんべんなく出題されています。
例年だと①②が全分野からの小問集合となっており、
③④⑤⑥が物理・化学・生物・地学の4領域から、それぞれ1題ずつ出題されています。
なお順番は毎年少しずつ異なっていますので、頭の隅においておくといいかもしれません。
さて今回は第一分野(物理・化学)について、特につまづきやすいポイントをおさえつつお話していきます。
まず問題の傾向なのですが、まずは過去5年分の出題テーマを見てみましょう。
【物理】
H23 圧力
H22 電流のコイルに対するはたらきと運動
H21 電熱線と電流・電圧
H20 台車の運動実験
H19 さまざまな力(磁力・圧力・重力)
【化学】
H23 電気分解とイオン
H22 電気分解とイオン
H21 化学変化と質量の変化
H20 化学変化と質量の変化
H19 化学変化、化合について
このように、各分野全体的に、毎年様々なテーマが選ばれています。
さらに大問にならなかったテーマもしっかり小問集合で聞いてくるので、やはり安易なヤマかけは危険です。
純粋な知識を問う暗記問題も多いですが、計算問題・化学式を書く問題なども毎年のようにしっかり出題されています。
記述形式の問題は年によっては出題されない年もあります。
苦手分野としては、やはり
・文章内の数値を公式にあてはめる計算問題
・電流がらみのコイルの運動
・グラフを使う問題
・イオンの変化
・質量変化と化学物質の関係
などでしょうか。
とにかく対策しないといけない範囲が広いので、暗記科目と侮らず今からでも対策を始めましょう。
まとまった時間がとれるこの時期に、個数を絞って自分の特に苦手な単元、
きちんと理解できていない単元に積極的に取り組んでいきましょう。
2012年7月1日
茨城県 高校入試 英語シリーズ(第1回) ~長文読解総合問題~
高校入試 英語シリーズ(第1回) ~長文読解総合問題~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
今回も高校入試シリーズということで、英語についてのお話をさせていただきます。
第1回は、やはりなんといっても公立高校入試最大の山、長文読解問題についてです。
茨城県の公立高校入試問題は例年形式が定まっており、ざっとまとめると
①:リスニング
②③:文法問題
④:会話文
⑤:長文読解問題
⑥:英作文
…となっています。
この中で長文読解の⑤という大問は、
問題文が最も大きなウエイトを占め、総合力もかなり試されてくる問題となっています。
例年300語程度の問題文が出題され、内容が読解できているかを問うものになっています。
問題文のテーマとしては、エッセー調の物語のようなものが多いですが、
H21のようにスピーチ形式の文が出題されたこともあります。
筆者の経験・主張としてどのようなことが文の要旨なのか、つかむ必要がある文章が出題されています。
また設問を詳しく見ていくと、
・内容把握 選択(本文に合う英文を選択肢から選ぶ)
・内容把握 記述(指定された語数の日本語で記述)
・英問英答(英語の質問文に英語で答える)
・問題文穴埋め(問題文の空白に合う選択肢を選ぶ)
…の4つの設問で例年構成されており、今年もこの形式が踏襲されると推測されます。
このように書くと難しそうですが、逆に言うと過去問を解くことで慣らすことが可能、ということになります。
さて、このような問題に対応するには、小手先の技術は通用しません。
基礎的な文法や単語が頭に入っている必要がありますし、英文のボリュームをみても読解スピードが要求されています。
そして一文一文を読んだ上で、全体を把握しなければなりません。
(なお、ある程度の単語は注釈がついています。そのような単語は覚える必要のないものになりますのでご心配なく。)
②~④の他の大問でも失点が多い、という方は、まずはワークなどで基礎的な問題に十分対応できるようになりましょう。
現段階で⑤のような問題に歯が立たなくても、焦らなくて大丈夫です。
まずはこの夏、基本的な問題に自信を持って答えられるようになりましょう。それが読解問題への対策につながっていきます。
読解問題に挑んでいきたい、という方は、まずは100語程度の語数が少ない問題からこなしていきましょう。
読解問題ならではの、「その文章の趣旨はなんなのか」を頭で考える練習を積んでいきましょう。
英語がずらっと並んだページを目にして、うっ…と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかしまだまだ間に合います。まずは少しずつ、英語力を身につけていきましょう!