教育プランナーブログ

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2012年10月

いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

前回に引き続きまして今年度の入試動向についてお話させていただきます。

今回は、高校入試の動向に焦点を当てていきましょう。

 

昨年度の動向を見てみましょう。まず、公立高校についてです。

昨年度は、水戸第三高校が一昨年度に比べ大きく倍率を伸ばし、

一般入試倍率トップとなりました(1.41倍→1.85倍)。

また、一昨年度倍率トップの水戸第一高校は例年通り高い倍率を誇っています(1.74倍→1.74倍)。

これに次いで昨年度倍率の高かった公立高校としては、

土浦第三高校(1.62倍)、牛久栄進高校(1.51倍)、竹園高校(1.41倍)などが挙げられます。

他にも偏差値上位に位置する土浦第一高校をはじめ、日立第一高校、竜ヶ崎第一高校、

緑岡高校なども1.2~1.3倍で推移しており、各通学エリア内における上位校の人気

如実に表れています。地方の公立校で定員割れが進む中、

昨今の公立高校入試は「上位校志向」「人気の二極化」とまとめられるでしょう。

 

私立高校では、江戸川学園取手高校(医科)が例外的に高い状況です(2.4倍)。

普通科としては、合格者数の少なさからも茗渓学園高校の(男子3.8倍、女子1.7倍)が目立ちます。

他には、茨城高校の1.5倍、東洋大学附属牛久高校の1.3倍などがやや目立ちますが、

多くの私立高校は、上位校の江戸川学園取手高校(普通)・土浦日本大学高校・常総学院高校

を含め、1.2倍以下で推移している状況です。

私立高校は、概ね例年の倍率を踏襲する学校が多いということが言えるでしょう。

公立高校入試が“一発勝負”になることから、併願校としての出願は増える可能性がありますが、

今年度は私立高校入試自体に大幅な変革はなく、倍率に反映される要素は少なそうです。

併願校としての位置づけも含め、じっくりと検討していきましょう。

 

今回は高校入試における入試情勢をお話いたしました。

入試制度の変化はありましたが、その倍率への影響を過度に不安がる必要はないでしょう。

改めて冷静に、第一志望校の最終決定をしていきましょう。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

本日は、茨城県内の中学受験、今年度の動向がテーマです。

昨年度の動向から、茨城県内の中学受験情勢を見ていきます。

 

20校近くある茨城県の中学受験校ですが、やはり上位校志向が強く

おおむね偏差値に比例して緩やかに倍率が上がる状況になっています。

 

具体的には、

江戸川学園取手中学校は、男子2.0倍・女子2.7倍というやや高倍率。

次いで、茗渓学園中学校男子1.8倍・女子1.6倍

茨城中学校男子1.3倍・女子1.5倍が続きます。

常総学院中学校、清真学園中学校、土浦日本大学中等教育学校などは、

おおむね1.0倍を超え、1.5倍以内で推移している…という状況です。

なお、公立中学校である並木中等教育学校は、男子4.6倍・女子4.3倍という高倍率です。

中高一貫教育校でなくなるという大きな動きのあった本校ですが、

今後倍率にどのように影響してくるかは未知数です。

(※数字は主に一般入試のもの。非公表の学校は含めず。)

 

さて、例年倍率に大きな変化は起きていないため、今年度もこの動向がほぼ

踏襲されると考えられます。戸川学園取手中学校で2.0倍以上、それ以外の中学校では

偏差値に沿うような形で、2.0倍以下のなだらかな傾斜の倍率となりそうです。

ただし、並木中等教育学校において大幅な倍率の変化などが起こった場合は、

近隣の常総学院中学校、土浦日本大学中等教育学校、茗渓学園中学校などの倍率に

影響してくる可能性もありそうです。

 

願書の受け付けはおおむね12月から、推薦など早い日程の入試や一部の学校では

11月からとなっています。志望校の入試日程はきちんと把握しておきましょう。

 

 

今回は、中学校入試の動向がテーマでした。

次回のテーマは高校入試における動向となります。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

本日は、「教えて!トライさん」ということで、

小学生のみなさんからよく寄せられる相談を取り上げて、お話させて頂きます。

今回のテーマは、「中学校の勉強」についてです。

 

小学生の生徒さんからよくお聞きする相談のひとつとして、

中学生になったら今以上に勉強が大変になって、ついていけなくなってしまうのでは・・・

というものがあります。

確かに、中学校で学習する範囲は広く、また応用的な内容・深い理解が必要な内容が増えてきます。

小学校での成績が下降してきた、つまづいてしまったという状況で、

このような不安を覚える方も多いようです。

 

重要なのは、中学生になったら国数理社のいきなり全く新しいことを学習し始める、というわけでは

ないということです。英語の学習は中学校から本格的に始まりますが、

これは基礎の基礎から始まるので、そこからつまづかないようにやっていけばいいのです。

中学校の内容もあくまで小学校の延長、積み重ねが肝心です。

 

しかし、そういった先のことに対する実感、危機感が今一つ湧かない…という方も多いでしょう。

小学校の学習に取り組むうえで重要なのは、“危機感”ではなくて“やる気”だと思います。

先生と生徒さんの間の前向きな感情、「できた!」「わかった!」という成功イメージ、

その嬉しさや自信がやる気につながります。

先生との間でそのようなやる気が積み重なっていくと、

次のレベルの学習に対する不安も気にならなくなってくるはずです。

 

成績が落ちてきてしまったからと言って心配し過ぎる事はありません。

焦ったり、必要以上に押さえつけたりするのは逆効果です。

コツコツと成功体験を積んでいきましょう。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

本日は、中高一貫校の在学生に向けた記事です。テーマは「内部進学対策」

また、中高一貫校の情勢についても触れていこうと思います。

 

茨城県では、一部の公立中学校・高校、および多くの私立中学校・高校にて、

一貫教育が取り入れられています。

 

公立の中高一貫校としては、並木高校が挙げられます。

ただ本校は、2013年に閉校し、中等教育へ完全に移行するという発表がされています。

高校課程の募集はすでに停止している状況です。

一方、日立第一高校では、今年度より附属中学校が併設され、中高一貫教育がスタートしました。

また小瀬高校においても、2003年より近隣の中学校と連携する形で一貫教育が行われています。

 

近年様々な変遷のある公立の中高一貫校ですが、

一方で、私立中学校・高校は、従来からの一貫教育を継続している学校が多いようです。

一覧で見てみましょう。以下の私立高校で中高一貫教育が行われています。

 

・茨城中学校・高校

・水戸英宏中学校

・水戸啓明高校

・水戸葵陵高校

・茨城キリスト教学園中学校・高校

・常総学院中学校・高校

・土浦日本大学中学校・高校

・江戸川学園取手中学校・高校

・聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高校

・茗溪学園中学校・高校

・清真学園中学校・高校

・霞南至健中学校

・霞ヶ浦高校

 

このように茨城県では、数多くの私立進学校が中高一貫教育を取り入れています。

一方で、一貫教育を取り入れていない水城高校のような例も少ないながら存在します。

 

それでは、中高一貫校における内部進学についてです。

中高一貫教育では、6年間を通じて一貫性のある教育ができるというメリットがあります。

しかし、高校入試を経ずに進学できるため、気が緩んでしまう「中だるみ」も指摘されています。

 

内部進学は、その中学・高校ごとに行われるため、

学校ごとの特色や、テストや成績を押さえておく必要があります。

つまり、進学できるボーダーラインをきちんと把握しておかなければいけません。

 

次回のテストが年内最後のテストという方も多いのではないでしょうか。

ポイントはそのテストで、「最低限どこまで理解しておく必要があるのか」を意識することです。

学校側が求めるラインに達していれば、進学できないということはありません。

恐れず自分のペースで学習していきましょう。

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2012年10月17日

茨城県 高校入試制度

いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

今回のテーマはズバリ、「高校入試制度」です。

茨城県の公立高校入試のシステムについて、お話していきます。

 

既に様々なところで取り上げられておりますので、耳にしている部分も多いかとは思いますが、

今年は茨城県の公立高校入試に大きな変更が加えられました。

今回はそんな「入試制度」に焦点を当てていきます。

 

まずは、茨城県の平成25年度公立高校入試制度を概観してみましょう。

公立高校入試は次の2つに大きく分けられます。

①3月上旬に行われる「一般入学者選抜」

②3月中旬に行われる「第2次募集」

これらについてもう少し詳しく見ていきます。

 

①一般入学者選抜

一般入学者選抜は、更に「共通選抜」「特色選抜」に分けられます。

共通選抜は、学力検査のみで合否を判定する従来型の選抜方法です。

一方、特色選抜とは、『文化、芸術及び体育等の分野において優れた資質・実績を有する者を

対象とする』(茨城県教育委員会HPより引用)とある通り、学業以外の面も加味した選抜方法

ということになります。

一般入学者選抜では、全ての受験者に5教科の学力検査が課されます(第1日)。

これに加えて、特色選抜の受験者には面接等が、音楽科・美術科・体育コースなどの学科受験者

には実技検査が課されます(第2日)。

 

②第2次募集

第2次募集では、3教科の学力検査に加え、面接が受験者全員に課されます。

学科によってはこれに実技検査が加わります。

第2次募集への出願は、一般入学者選抜の合格発表後すぐに行います。

期間が短い点にも注意が必要です。

 

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このように昨年までと比べると、入試制度にかなり変更が加えられている状況です。

具体的に変更点をまとめると…

・推薦入学がなくなり、一般入学者選抜・第2次募集の2段階になる

・一般入学者選抜では、従来型の「共通選抜」、学業以外の分野を加味する

 「特色選抜」の2種類が行われる

・一般入学者選抜では、「共通選抜」「特色選抜」に関わらず、

 全受験者に5教科の学力検査が課される。また第2次募集では、全受験者に面接が課される。

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さて最後に、今後の詳しいスケジュールを見ていきましょう。

 

①一般入学者選抜

2/12~14 願書提出

2/20,21 志願先変更受付

3/5 5教科学力検査

3/6 面接、実技検査など

3/13 合格者発表(AM9:00)

 

②第2次募集

3/14,15 願書提出

3/19 3教科学力検査および面接、実技検査など

3/22 合格者発表(AM9:00)

 

 

さて、ここまで今年度の入試制度についてみてきました。

公立高校を受験する皆さんが初めに受ける学力検査まで、あと140日です!

長いと感じる方、短いと感じる方、様々だとは思いますが、

焦らず自分のペースで入試に向かっていきましょう!

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

そろそろ入試シーズンも近づいてまいりました。

大学入試を控えた方は、まずは推薦入試と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。

本日は推薦入試についてお話させていただきます。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、茨城県の公立高校入試では、

学校長による推薦入試制度が今年度より廃止され、一般入学者選抜・特色選抜、及び

第2次募集のみに変更されました。

今回の記事は推薦入試がテーマということで、

おもに、茨城県内の大学における推薦入試についてお話いたします。

 

まず、筑波大学の推薦入試は、全ての学類で実施されています。

小論文・面接が課されていますが、学類によって小論文の形式は様々です。

おおむね文系の学類では文章読解力を試すもの、理系の学類では学力を測定する課題を出すもの

が多いようです。これに高校における成績や活動の成果を加味したうえで、合否が判定されます。

 

一方、茨城大学の推薦入試も、全ての学科で行われています。

茨城大学は小論文のある学科とない学科があり、文系の学科では数百字の記述式小論文が多いです。

理系の学科では面接+面接時の口頭試問という形が多いようです。

高校における成績や活動の成果が加味される点は同様です。

 

さて、このように見てみると、推薦入試の概観的な傾向は、筑波大学・茨城大学で

大きく変わらないように見えます。しかし問題の傾向や雰囲気は、当然大学ごとに特色があります。

やはり、対策を過去問ベースで行うことが必要です。

 

この時期は過去問に当たるのはもちろんのこと、似たスタイルの他大学の問題を解くことも

大きなプラスになります。日程が近くなってきたら面接の実地練習も必ず行っておきたいです。

面接を行うのが入試本番で初めてなのか、既に経験しているのかでは、

心構えや応対がだいぶ変わってきます。

機会を得るのは難しいかもしれませんが、先生に相談してみるといいでしょう。

 

最後に、もう一点補足しておきたいのが、「推薦入試は大学入試の一チャンス」ということです。

小論文を気にしすぎるあまり、センターや二次対策に手が回らないというのは本末転倒です。

ペース配分を常に心がけましょう。

 

本日は、大学入試における推薦入試についてお話ししました。

対策のしにくいイメージのある小論文・面接ですが、自分なりにうまく取り組んでいきましょう!

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いよいよ秋も深まってきましたね。

秋といえば色々連想されるものもあるでしょうが、

やはり先人の言った「読書の秋」「スポーツの秋」に今日は着目してみました。

  

昔の人は、夏の暑さが過ぎて少しずつ涼しい風が入ってきて、

また「秋の夜長」の言葉通りゆったりした時間が増えると言うところから、

何をするにも1年間で一番過ごしやすい時期、と捉えていたようです。

 

昔の人にとっては、作物の収穫の時期。

学校行事としても、体育祭や文化祭、読書習慣など盛りだくさんです。

ちなみに、秋の15~20℃というこの気温は、人間の脳にとっても一番働きやすい気温なのだそうです。

確かに、暑さも寒さも感じないくらいの気温が一番集中できそうですね。

  

さて、といった意味でも皆さんには「読書」「スポーツ」に、積極的に取り組んでいただきたいです。

■運動系の部活やクラブで忙しい!という方。

この季節にじっくりと、本と触れ合ってみるのはいかがでしょうか

量を読む必要は全くありません。自分のペースで、

自分にとって負担にならないジャンル・分量・文体のものを選べばいいのです。

 

■逆にあまり体を動かしていない方。

休日にスポーツで汗を流してみるのはいかがでしょう

近くの公園、ジムなどもいいですし、この時期は山や川に行くのもいいですね。

四季を味わえる国は世界を見回しても、なかなか貴重なようです。

  

「実りの秋」「食欲の秋」などといった言葉もありますが、

そちらは食べ過ぎに気をつけていただいて、読書やスポーツで心も体も健康に過ごせたらいいですね。

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