教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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2013年5月

いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

さて、今回のテーマは夏期講習を選ぶポイントについてです。

 

やる気のある夏休みの最初に、毎日の計画を立てたものの、

結局計画通りに進まず、夏休みの最終日に、「あー、もう明日から学校だ。」

と言いながら残った宿題をやりつつ、だらだら過ごしてしまったことを後悔した

という人も多いのではないでしょうか。

 

そう、夏休みは長いようで短いものです。

 

受験生にとっては、限られた夏休みという時間を如何に効率よく過ごすかが、

その後の勉強、ひいては受験の合否に大きく影響します。

 

そこで、夏期講習は夏休みを効率的に過ごす上で、非常に有効な手段のひとつであるといえます。

 

ただ、その選び方を間違えるとせっかくの夏休みを無駄にしかねません。

 

そこで、今回は、夏期講習を選ぶ上で重要な3つのポイントについてお話していきます。

 

 

【ポイント1】苦手を克服できる環境があるか。

 

夏休みは苦手を克服できる絶好の機会です。

学校の授業が無いのでこれまでの復習に時間をかけることができます。

 

苦手克服のためには、自分が「どこで」「なぜ」つまづいているのかをみつけられる指導であること、

疑問を解決してくれる先生がいることが重要になってきます。

 

個別指導や家庭教師では、一対一で指導できるので、苦手を発見したらその都度

苦手をつぶしていく、そんなひとりひとりにのペースに合わせた指導が可能です。

 

苦手を克服できる環境を選ぶことが重要です。

 

 

 

【ポイント2】応用力を身につけられる指導か。

 

夏休みはまとまって時間がとれるので、得意科目はさらに応用力を身に付けられます。

 

基礎的な問題が解けることが前提ですが、一歩先のレベルの問題に触れることは

長い夏休みの中でモチベーションを高めるためにもオススメです。

 

また、応用問題を解いたら解きっぱなしでなく、答え合わせをし、

解けなければ、解答・解説から、なぜ解けなかったのかを明確にし理解を深めることが大切です。

そして、類題を解くことでだんだんと力が付いていきます。

 

しかし、手も足も出ないようなはるかに高いレベルの問題をやっても効率的ではありません。

 

効率よく応用力を身につけられる指導かどうかも、限られた夏休みを有効に使うには

重要なポイントと言えます。

 

 

 

【ポイント3】最後まで続けられるか。

 

夏期講習は、集中して授業が行われる分、少なからず普段よりも体力的に負担がかかってしまいます。

そのため、無理のない勉強計画が大切です。

夏休みを有意義に過ごすためには夏休み前から計画を立てることが大切ですが、

張り切り過ぎて無謀な計画を立ててしまうと、計画の破綻につながりかねません。

 

夏休みだから夏期講習に行こうといっても、5教科の総復習をして応用力もつけて、

さらに予習もして・・・では時間が足りません。

 

大切なのは、自分にとって必要な科目とレベルの勉強を、限られた時間で行うことです。

 

ただやみくもに、勉強時間を増やすことは有効な勉強法ではありません。

質の高い勉強を無理ない計画で行うことが必要となります。

 

 

 

以上が夏期講習を選ぶ上で確認しておくべき重要ポイントです。

 

夏休みの最終日に後悔しないためにも、これらのポイントに気をつけて

夏休み前から自分に合った夏期講習を選びましょう。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

 

さてみなさん、多くの方は春の定期テストが終わったところかと思います。

返却も始まっているところでしょう。結果はいかがでしたでしょうか?

 

新中1・高1の方は、今回のテストが初めてのテストだったと思います。

新たな環境でのテストを実感できたでしょうか。

 

結果も気になるところでしょうが、反省も大切。

 

テストの中身に加え、テスト勉強は効率的に進められたか、計画通りに行えたか

といった観点でも振り返っていきましょう。

 

×がついた部分に目を通すというのは、なかなか骨の折れる作業です。

自分のできなかった場所を直視しなければなりません。

しかし、返ってきたテストは宝の山

自分が今対策すべき場所が、そのまま解けなかった問題として反映されるからです。

 

 

テストの見直しできるだけ早めにやったほうが効果的です。

 

自分がテストを受けたときの感触が残っているうちにやった方がいいのです。

後回しにしてしまうと結局やらないので、答案が返却されたらその日の夜やってしまうのが良いでしょう。

 

テストの見直しでは、まずなぜその問題を落としてしまったのか考えます。

イージーミスだったのか。問題の意図を勘違いしていたのか。時間が足りなかったのか。

そもそも根本から理解できていなかったのか。

様々な理由があるはずですが、その理由を探ることで、対策を打つことができます。

 

その中でも特に、「理解できていなかったもの」は要注意です。

これをそのまま放置しておくことで苦手の芽が出て、後で痛い目を見ることになります。

 

 

問題に一通り目を通し終わったら、今度はテスト勉強全体を振り返ってみましょう。

数週間という長いスパンの計画を完全に遂行させていくのは、簡単なようで難しいことです。

初めに立てた計画通りいかなかった、間に合わなかったという部分もあるのではないでしょうか。

 

今回の計画を踏まえ、次回以降のテスト勉強に反省を活かしていきましょう。

無理のない量だったか。やる範囲や教科にムラはなかったか。

計画に対して遅れが出てきたときに、計画を下方修正できていたか。

そもそも意味のある計画表を作り、活用できていたか。振り返ってみましょう。

 

初めのテストの反省を次の計画に活かすことができれば、

次のテスト勉強が今回よりうまくいく好循環が生まれます。

 

やはりスタートは肝心。

くれぐれもテストを「受けっぱなし」にはせず、真摯に振り返ってください。

 

返ってきたテストの反省までが、テスト勉強です!

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

 

さてみなさん、英語の学習は進んでいますでしょうか?

数学と並んで、苦手分野に上げられることの多い英語。

 

今回は英語の対策に欠かせない、英単語対策についてお話しします。

(※主に、高校英語対策を念頭においた内容となっています。)

 

 

さて、英語対策で多くの方が頭を悩ませているのはどこでしょうか?

学校の授業では、長文読解(リーディング)や文法・英作文(ライティング)といった内容の授業が

展開されていることが多いと思います。しかし、英語でつまづいている方の中には、

「そもそも記憶している英単語が量的に不足している」という方が多いのも事実。

 

単語は”純粋な暗記”であり、個々人で対策するものであるため、授業ではそれほど

取り扱われないことも多いのです。学校で行われる単語テスト(小テスト)を、

おろそかにしている方も多いのではないでしょうか?

 

もちろん長文も文法も重要なのですが、それ以前に知らない単語が多いと、

「何を言っているのか(何が書いてあるのか)分からない」という状態になってしまいます。

 

やはり受験英語の根幹にあるのは、基礎的単語の知識でしょう。

 

 

それでは、どうやって単語対策するのが良いでしょうか。

 

 

リーディングやライティングのテキストでは、受験問題に頻出の単語が網羅されていなかったり、

逆に受験ではあまり出てこないような単語がピックアップされていたりします。

やはり受験対策用の英単語帳を手元に準備するのが最善です。

 

 

英単語帳選びですが、これはぜひ大きめの書店に足を運び、実物に目を通してください

書店の受験対策コーナーには様々な種類の英単語帳がずらりと並んでいるはずです。

文章の中で単語を覚えていくもの、最小限のエッセンスのみピックアップしたもの、CDベースのもの…

 

英単語は前述したとおり”純粋な暗記”ですので、使っている英単語帳が気に食わないと

すぐに苦痛になってしまいます。ならんでいる英単語帳に自分で目を通して、

自分に一番合っている、気に入ったものを選ぶのが一番です。

 

 

英単語帳の中でも受験生に比較的多く選ばれているものを、いくつか列挙してみます。

参考にしてみてください。

もちろん、この中から選べばいいというものではなく、自分に合ったものを見つけるのがベストです。

 

 

・システム英単語

通称「シス単」。英単語帳のヒット作です。

入試問題が入念に分析されており、頻出語のみを「ミニマル・フレーズ」という

エッセンスが凝集された短文で覚えていくことができます

タイトルの文字通りシステマチックな一冊です。

 

 

・速読英単語

通称「速単」。こちらは厳選された長文を読む中で、ピックアップされた受験に必要な単語を

おさえていく形式です。まず英文を読み、全訳を読み、そして単語の解説を頭に入れるという

スタイルで、文章読解の中で単語力が養成できます。

 

 

・DUO

重要語をみっちりと詰め込んだ例文が数百本。

例文形式を採用した英単語帳は数多いですが、中でも、このDUOは非常に練られており、

「本当にこの例文を覚えるだけ」といったイメージです。

TOEIC等の対策に使う人も多いようです。

 

 

・キクタン

最近の英単語帳にはCDが付属しているものも多いのですが、

「聞く」ことにこだわったのがこのキクタンです。

もちろん単語の厳選もしっかり行われており、耳から単語を入れていくことで

単語力とリスニング力を並行して付けていくことができます。

 

 

最後に一点注意です。

参考書全てに言えることなのですが、

「これ!」と決めたら浮気せず、その単語帳を一冊しっかりと仕上げるようにしましょう。

 

どの単語帳にも一長一短があります。あれもこれも、と中途半端では、

どの単語帳の強みも活かすことができなくなってしまいます。

 

 

いかがでしたでしょうか。お気に入りの一冊が見つかるといいですね。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

 

さて、前回の記事では茨城県公立高校入試の、制度と日程についてお話しいたしました。

 

今回も公立高校入試に関連して、特に学力検査の仕組みと問題について、概観的に取り上げていきます。

 

公立高校入試の、「コレが特徴!」「この部分は知っておいてほしい!」をお伝えしていきます。

 

公立・私立、また小中高問わず、入試制度は変動のさなかにある茨城県の受験情勢ですが、

公立高校入試の学力検査問題には頑なと言ってもいいほど、例年の引き継がれる流れが出来ています。

 

確かに十年単位でみると「活きた英語力」重視に伴うリスニング問題のウェイトの増加をはじめ、

多少の変革もありました。近年でも難易度はやや上昇気味にあるかもしれません。

 

しかし、茨城県公立高校入試の根っこは全く変わっていません。

 

どこまでも基本に忠実な問題と、年によらず全範囲漏らさずカバーする(特に暗記科目の)問題構成

堅実、そして広く浅く志向の問題と言えるでしょう。

 

また出題の形式を、例年、ほぼ狂いなく同じ形に落とし込んでくるのも特徴と言えるでしょう。

 

英語などは特に顕著で、たとえば長文問題の大問では、例年この設問は内容把握の選択肢、

次の設問は○字~△字の日本語で記述させるもの、次の設問は…と、

雛型のように問題構成が決まっています。

 

しかし一方で、問われる知識、取り上げらるテーマは多彩で、

1,2年分の問題を解いたからといって過去問分析したことにはなりません。

 

 

さて、学力検査について語ってきたのですが、現段階では細かいことに気を配らなくても大丈夫です。

わが県の学力検査に対するイメージができれば十分なのです。

 

実際に過去問を手に取り、たっぷりと傾向を分析し、その問題のスタイルを身体に慣らしていく…というのは最終段階。

それは半年後、再び肌寒くなってきた頃に十分に行えます。

 

徐々に実力テストが始まり、3年間を総ざらいする問題集に手をつけ始め、

そして天王山の夏へ向けて助走していくこのシーズン。

 

今必要コトは、改めて茨城県の問題を見てみれば明らかです。

そう、ズバリ「基本に忠実」「広く浅く志向」の対策です。

 

夏までに、「どんな科目のどんな分野であれ、基礎問題は完璧!」というレベルにもっていけるか。

下地がどれだけしっかり作れるかで、その後の受験対策の明暗が分かれます。

 

茨城県の公立高校受験問題が求めているものは至ってシンプルです。

重要なのはやはり基礎の定着。改めて肝に銘じましょう。

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いつもお世話になります。家庭教師のトライ 茨城校です。

さて、今回のテーマは今年度の茨城県立高校の受験制度に関する情報です。

 

まずは正しい情報を把握し、受験に備えていきましょう!

 

茨城県の教育委員会のHPには、すでに今年度の公立高校受験に関する情報が掲載されています。

昨年度の入試より、大きな変革が行われた茨城県入試ですが、

今年度は昨年度の流れをそのまま受け継ぎ、同じスタイルで受験が行われます。

 

つまり、推薦募集なし・3月上旬の学力検査一本勝負という形式です。

茨城県の公立高校入試では、しばらくこの傾向が続きそうです。

 

それでは、詳しく入試制度について見ていきましょう。

 

茨城県で行われている公立高校入試は、一番オーソドックスなものが

3月上旬の「一般入学者選抜」です。

 

全校が実施する「共通選抜」では学力検査の結果、および調査書によって合否を決定します。

 

一方、一部の学校では「特色選抜」が行われます。こちらでは学力検査のほか、

面接等、各校が定めたガイドラインに従って総合的な入試がおこなれることになります。

 

茨城県では特色選抜の対象を、

“文化、芸術および体育の分野において優れた資質・実績を有する者”としています。

 

これと別に、音楽科・美術科・体育コースといった科が設けられている高校では、

実技検査がおこなわれます。

 

志望校の最終決定が行われるのは2月中旬になります。

願書を提出したのち、各校の倍率をみて志願先を変更してもよい期間が数日間ほど設けられます。

 

ただ倍率は大きく変動しないのが例年の流れ。

受ける学校が決まると、2週間ほどで受験本番となります。

 

入試当日では、1日目に全志願者を対象とした学力検査、

2日目に特色選抜の面接をはじめとした試験、また専門科受験生対象の実技検査がおこなわれます。

 

茨城県公立高校の受験は、この「一般入学者選抜」のほかには、「第2次募集」しかありません。

 

第2次募集を行わない高校も数多く、事実上公立高校受験生は、

先の「一般入学者選抜」で一発勝負をすることとなります。

 

さてそれでは、教育委員会発表の、入学者選抜日程についても見ていきましょう。

 

2/10~2/13 入学願書・調査書等提出

2/19,20 志願先変更受付

3/5 一般入学学力検査

3/6 一般入学特色選抜面接・実技検査

3/13 合格者発表

3/14~3/17 第2次願書提出

3/19 第2次学力検査

3/24 第2次合格者発表

 

実際のスケジュールを目にすると、受験までの実感もフツフツと湧いてくるのではないでしょうか?

 

次回は、今年度の高校入試における要注意ポイントについてお話します。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

 

さて、これまで中高受験の話題を何度か取り上げてきました。

今回は、茨城県内の中でも代表的な私立校である、

江戸川学園取手中・高に関する情報をお伝えしていこうと思います。

 

江戸川学園取手校は、茨城県内でも高い学力を誇る高校として有名です。

学力面に加え地理的な要因も相まって、茨城県内の生徒はもちろん、

東京・埼玉・千葉をはじめ他県からも例年多くの受験生が集まります。

 

中高一貫校ならではのカリキュラムがとられており、授業は先取りで無理なく進みます。

中学から2期制をとっているのも特徴です。

併設高校への進学率はほぼ100%で、高校からは医学部医学科受験を目指す医科コースや、

東京大をはじめ最難関国立大学への受験を目指す東大コース等、各コースに分かれていきます。

 

希望者を対象としたオーストラリア短期留学や、高2時点でのカナダへの修学旅行等、

海外への研修も盛んにおこなわれています。

 

進学実績としては、複数名の東京大進学者に加え、東京工業大・東北大・北海道大といった

難関校への進学者を例年輩出しています。ほか早稲田大・慶應義塾大への進学者数は県下トップ。

 

また地元筑波大学への進学者数をみても、コンスタントに数十名と県内屈指の進学者数を誇ります。

 

一方で部活動も盛んにおこなわれているようで、50近い団体が活動中です。

運動部・文化部問わず全国区で活動する部活動も多いようです。

 

受験合格を狙っていく上では、中学受験の基本的な学力はもちろん、

難易度の高い応用問題にもある程度対応できるようになっておく必要があります。

 

中学受験ならではの問題も、首都圏の有力校同様どんどん出題される傾向にあるので、

過去問分析はもちろんのこと、対策を別途行っていかねばならないでしょう。

 

さて、レベルの高さで知られる江戸川学園取手校ですが、今年度大きな動きが見られました。

 

当校では、併設の小学校の開校が予定されています。

江戸川学園取手小学校(仮称)」の開校は、来年度の春を予定しています。

したがって今年度さっそく募集が行われるという運びになります。

 

当校が開校すると、茨城県内では初となる小中高併設の学校となります。

カリキュラムとしては小中高一貫の12カ年教育が想定されているようです。

 

来年度の開校に向け、当校では全6回の、学校説明会が予定されています。

学校の公式HPに詳細な案内が掲示されていますので、ご関心のある方は

まずは説明会への参加を検討してみてもいいかもしれません。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

 

前回は「志望校の決め方」と題し、志望校を早期に決めていく意義や、

志望校決定までのポイントについてお話いたしました。

 

さてその中で、「偏差値」「合格ボーダー」に関しても触れましたが、今回は、

その合格ボーダー」、及び模試の際に行われる「合格可能性判定」についてお話していきます。

(※合格可能性判定については、主に大学受験に関する話題を取りあげます)

 

志望校を決定していく上で、その学校の【学力】は誰もが気になるところでしょう。

当然のことではありますが、学校の学力は合格ボーダーに比例して高くなっていきます。

したがって、自分の現在の位置(=偏差値)を念頭に置き、それが合格ボーダー表の中で

どの位置にあたるのかというのは意識していきたいものです。

 

ただ、気に留めてほしい点があります。

まず、時期によって合格ボーダーの意義は大きく変わってきます。

 

例えば1年生や2年生の段階(中学校受験だと、小学5年生以下の段階)から、

安全圏に入り続けなければいけないというわけではありません。

 

むしろ早期の段階で安全圏の学校を「受かりそうだしここにしよう」と決めてしまうと、

中だるみしてしまい、上を目指して学習している受験生に追い抜かされる可能性すらあります。

 

今年度受験を控えた方でも、まだこの時期は志望校のボーダーに届かないからといって

目標を下げるべきではありません。

 

特に高3生だと、これからの模試は1年以上のリードがある浪人生との勝負になります。

この時期の浪人生は脅威に感じるでしょうが、焦らずに、決めた志望校に向けて学習していくべきです。

逆に浪人生の方は、現状のリードはかりそめのものと心得、たゆまず取り組んでいく必要があります。

 

合格ボーダーは、「本番でここまでの点数が取れていれば合格できるであろう」というライン

 

受験当日までに、そのボーダーを越えていけばいいのです。

合格ボーダーと自分の位置を客観的にみる上で、有益なのはやはり模擬試験です。

 

模試を積極的に受験していくのはもちろん、模試の合格可能性判定もドンドン活用していきましょう。

初めはどの学校を書いたらいいか判断しにくいものですが、ここに書いた学校を

受験しなければいけないというものではないですし、何を書くのも自由です。

遠慮せず気になる学校名を挙げていきましょう。

 

初期の合格可能性判定校選びのテクニックとしては、

「合格ボーダーのレベルを散らして学校を選ぶ」というのが鉄則です。

 

現状の学力ではちょっと合格に手が届かなさそうな学校から、

たとえ体調を崩しても合格できそうだという学校まで、難易度をバラつかせて選ぶのです。

 

あるいは受けたい学校がいくつか決まったら、それらの学校よりもボーダーが高い学校と、

低い学校とを混ぜるようにします。このように合格ボーダーにばらつきを持たせることで、

志望校に対する現在の位置がより明確に分かるのです。

 

一方受験が近くなったら本命の学校、ワンランク下の学校、滑り止めの学校

という風に、「この学校は今の自分にとってどういう位置づけの学校か」を意識しながら、

可能性判定欄を埋めていくようにします。

 

合格可能性判定で、A判定を連発することが模試の目的ではありません。

E判定ばかりでも気を落とす必要はなく、むしろ高い目標を持っているポジティブにとらえるのが良いでしょう。

 

「合格ボーダー」「偏差値」というと、どうしてもマイナスイメージな数字の話になってしまうのですが、

役立つものであるのも事実。積極的に活用していきましょう。

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いつもお世話になっております。

家庭教師のトライ 茨城校です。

 

さて、みなさん、志望校は決まっていますか?

 

今回は、受験に向けて「どうやって志望校を選んだらいいか?」というお話です。

 

そもそも志望校は、どのタイミングで決めたらよいのでしょうか。

 

中3生・高3生になってから、とは言い切れません。より早期に志望校を決めるというのは、

純粋に自分の受験する学校を決定するということ以上に、重要な意味合いがあります。

それは、「モチベーションの維持」です。

 

もちろん小中高と各学校で学ぶ内容は、将来のために、社会人になったときのために大切なことです。

しかし、ただ漠然と「将来のため」というだけでは、今日明日の学習に取り組もうという気持ちを

保ちにくいかもしれません。しかし数年後の受験という、訪れるまでの期間が短く、分かりやすい目標を

据えることで、何に向けて頑張ったらいいかが明確になります。

 

“達成できた/できなかった”が、”合格/不合格”という端的な形で表われるからこそ、

やる気が生まれます。そしてもちろん、志望校への合格が自分の「将来のため」につながっていくことは

言うまでもないでしょう。

 

モチベーションを高く保ち、自分の中で目指すものを決め、受験生としての自覚や自信を持つという意味でも、

志望校を決定する(あるいは考え始める)のは早ければ早いほど良いのです。

 

それでは、ここから少し具体的な話をしていきましょう。

 

 

志望校を決める上で、最も気になるポイントとなるのは【偏差値】でしょう。

各学校の【学力】と言い換えることもできます。

 

もちろん受験が近くなってくると現実的な部分が気になってくるものですが、

早くから安定して合格できる学校を志向するのは良くありません。

むしろ1,2年生の段階では、高望みぐらいの志望校を考えましょう。

模試の合格可能性判定欄にも、いろんな学校をどんどん書いていきましょう。

 

各学校の偏差値は、地域の学校をまとめた書籍やweb上のデータベース、

模試等についてくる合格ボーダー表などで確認することができます。

調査対象や媒体などで数値、順序等が異なることもしばしばですので、複数の情報に目を通しましょう。

情報収集も受験の重要な戦略です。

「偏差値ランキング」というと、どことなくマイナスなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、

むしろ積極的に目を通し、親しんでいくべきもの、ととらえましょう。

 

 

他にも、【校風】【雰囲気】は気になる方も多いでしょう。

これは文字情報で見るより、実際に学校へ足を運んでみるのが一番です。

特に大学受験に関しては、各校でオープンキャンパスが必ずと言っていいほど行われます。

早期からどんどん参加していきましょう。説明会や文化祭も有効に活用していけると良いでしょう。

 

 

【進学先】【進路】も重要なところ。

これは各種書籍・雑誌や学校の発行している資料で確認できます。

年によってバラつきがあるので、数年分を確認するのが良いでしょう。

細部にこだわりすぎず、「どのようなレベル/方向性の進路が多いのか」を見るようにしましょう。

 

 

そのほか、【カリキュラム】【行事】【設備】【地理・所在】等々も調べてみるといいでしょう。

 

様々な媒体の、様々な情報に目を通した上で、情報を吟味していくというプロセスも受験には不可欠です。

 

さて、志望校を絞り込んでいくポイントをいくつか挙げてみました。

しかし、一番大切なのは、受験そのものに関心を持つことです

 

「別にまだ関係ないし…」と思っていると、そもそも志望校の話題が出ることもなく、

日々の学習にもやる気が出ません。気負う必要はないので、受験を前向きにとらえていきましょう。

 

 

次回は、今回お話した志望校決定のポイントに関連して、

志望校合格のボーダーと模試の合格可能性判定をテーマにお送りします。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

5月に入りGWの半ばとなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今日は茨城県内の、中学受験に関するお話となります。

 

首都圏ほどではないにせよ、茨城県内でも有力な中学校がいくつも存在し、中学受験を盛り上げています。

今回は中学受験が行われている学校を、いくつか具体的に挙げていこうと思います。

 

 

【並木中学校】

県下初の公立中等教育学校で、近年は高校からの募集を取りやめ、完全中高一貫教育校へと

切り替わっています。県内での人気はかなり高く、各年の募集定員が男女各80名ずつ

(合格者数も男女各80名)という数字も去ることながら、例年高い倍率で推移している学校です。

公立校ながら宿泊行事は充実しており、後期課程では海外への研修・修学旅行も催されます。

 

 

【茨城中学校】

水戸地域の伝統ある私立中学校として地位を確立している中高一貫教育校です。

部活動への参加率も非常に高い学校で、硬式テニス部はじめいくつもの部活が精力的に活動しています。

進学実績には東京大・京都大はじめ旧帝大の名前がいくつも並び、安定したカリキュラムが組まれています。

 

 

【江戸川学園取手中学校】

県内屈指の難関中学である本校。県内からの受験生はもちろん、首都圏からも多くの生徒が

専願・併願問わず受験してきます。入試問題は例年レベルの高い問題が出題されており、

受験生のボーダーも高まってきています。

併設校の進学実績も高く、東京大・東工大・一橋大はじめ多くの難関校が並びます。

 

 

【土浦日本大学中学校】

旧帝大をはじめとした各地の大学への進学実績を持つ本校ですが、

系列大学への推薦進学も、医学部・法学部をはじめとして何十名もの生徒が選択しています。

部活動が非常に盛んというのも本校の大きな特徴で、種々の分野で活躍しています。

長期間に及ぶ全員参加の海外語学研修も大きな特徴です。

 

 

【茗溪学園中学校】

地元の筑波大・茨城大はもちろん、数多くの難関大への進学者を出す本校。

校内の施設も非常に充実しており、県内の中学校としてもかなり大きな生徒数を誇る学校です。

名実ともに人気の中学校といえるでしょう。実質倍率も例年高い値となっているため、

入念な過去問分析が必要でしょう。

 

 

茨城県内でも、いくつもの有力な中学校がひしめき合っていると言えます。

中学受験を視野に入れているみなさん、まずは各学校の情報集めからさっそく取り組みましょう!

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

さて、今回のトピックは「実用英語技能検定」、つまり英検の対策です。

 

英検の名前は皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思います。

50年ほど前から行われている当検定は、英語技能をはかる国内の検定試験としても最大規模のもの。

例年数百万人が受けているものになります。

やはり著名な試験ですので、受験していく上でももちろん損にはなりません。

特に高校受験においては内申にも加味されますし、アピールできるポイントが増えるといえます。

 

中3レベルに相当するのは「3級」と言われていますが、

ワンランク上の「準2級」を持っていると強い武器になると言えるでしょう。

 

高校生の皆さんにおすすめしたいのは、できるだけ早期に「準2級」、そして「2級」をとってしまうこと。

もし「準1級」が所得できれば推薦入学等に生かせるのはもちろん、

大学合格後も活用していけるものとなります。

 

さて、そんな英検ですが、ここからは多くの皆さんが受験されるであろう

「3級」「準2級」の対策についてお話しいたします。

 

英検の問題はマークシート式で行われます。

問題は一次試験が筆記とリスニング、二次試験がスピーキング(面接)となっています。

近年では「生きた英語」志向が強まり、リスニングの割合が増えてきています。

 

問題形式はセンター試験とも共通する部分があり、決められた形式の問題を、

少ない時間の中でスピーディーにこなしていく、というのがポイントとなります。

ということは当然、英検の問題形式を模した”模擬問題”にたっぷりと取り組み、

形式に慣れてコツをつかんでおく必要があります。

 

長文読解はもちろんですが、純粋な語彙力、文法の知識を問う問題の比率も多く、

単語・熟語の知識はたっぷりと増やしておく必要があります。

英検対策のための”英単語・熟語帳”も売られており、頻出のものがピックアップしてあるのでオススメです。

 

あとはやはり、“過去問題”でしょう。英検の過去問題はかなり入手しやすく、

実際の試験を模した問題も多々出されています。自分に合ったボリュームのものを選ぶとよいでしょう。

 

2013年度第1回検定となる次回の英検は、6/9(日)実施予定です。

受付の締め切りは、5/16(木)となっていますので、申し込まれる方はお忘れなく。

 

今後ますますキーワードとなっていくであろう英語力。

自分の英語技能を、検定という形で力試ししてみませんか?

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