教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



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2013年8月

お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
 
今回は中学受験を迎える皆さまに向けて、秋以降の過ごし方についてお話したいと思います。
 
中学受験はお子さまの人生の中でもおそらくはじめて自分で勉強して挑む受験になると思います。

結果如何でお子さまの人生は大きく分かれる、まさに運命の分かれ道として

親御さんの緊張も並々ならぬものであるでしょう。
 
しかし当の本人はと言えば、そこまで重大に受け止めていないお子さまがほとんどではないでしょうか。

もっとやる気を出せば成績も伸びるはずなのに、とやきもきしている親御さんも多いことと思います。
 
受験まであと半年と迫った今、ここでの追い込みが結果を左右するといっても過言ではありません。
 
そこで今回はお子さまにどうやって中学受験に対するモチベーションを持ってもらうかについてお話したいと思います。
 
大切なのは頭ごなしに親の目標を押し付けないということです。
 
11~12歳のお子様は第二反抗期、いわゆる思春期を迎えます。

親の言うことに理由もなく反発しがちになり学校や社会に対しても批判的になります。
 
しかしこれは子供の正常な発達に必要な段階であり、子供はここで親からの精神的自立を図っているのです。

それに対して親が圧力でいうことをきかせようとしてもそれ以上の力で反抗されるか、

さらに悪ければ正しく心が成長できずに問題を抱えるようになってしまうかもしれません。
 
親御さんはきちんと子供の発達を理解し、そのうえでお子さまそれぞれにあった接し方を模索する必要があります。
 
そんな中で中学受験に対するモチベーションを親が押し付けても

子供がそれを受け入れるのは難しいということはお分かりいただけたと思います。
 
子供に必要なのは「これは自分で決めたことだ」という感覚です。
 
これをうまく引き出して中学受験に対するモチベーションを自分で生み出せるように導きましょう。
 
具体的には、
 
きちんと話し合いの場を設けて本人の希望を聞く

中学受験することのメリットを説明し、親がなぜ受験してもらいたいのかを伝える

本人が嫌がるならその理由を聞く
 
これらのことが必要になります。そこで本人の意見を真っ向から否定せず、

本人のために中学受験を勧めるということを間接的に伝えることで、

本人が理解を示してくれれば中学受験を受けることを本人が決心することができるでしょう。
 
子供に親の言うことを聞いてもらいたいというのはすべての親御さんの希望ですが、

現実はそうではありません。ましてや思春期の親への反抗は人間が正しく成長するためには避けられない試練です。
 
親御さんはそれをきちんと理解して、うまく付き合っていくことが必要となります。

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お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
 
今回は小学生の皆さまに向けて、夏休みの宿題についてお話しさせていただこうと思います。
 
夏休みの宿題はきちんと終わらせられたでしょうか。

まだ終わっていない方はこれから最後の追い込みにかかるところかと思います。
 
小学校低学年の夏休みの宿題は、1学期の学習内容を徹底的に復習するような学習的なものではなく
 
「やればできる」「きちんと計画を立てて毎日こつこつ行う」ことをテーマに作られています。
 
まずはお子さまに、
 
「宿題はきちんと計画を立ててやるもの」

「決しておろそかにしてはいけないものである」
 
という意識を待たせるよう、親御さまがきちんとサポートしてあげることで、

お子さまの今後の自立学習の基礎を作ることにつながります。
 
より具体的な方法として、まずは学校から出された宿題をすべて把握するところから始めてください。
 
そして一つ一つがどのくらい時間がかかりそうか、毎日しなければならないものはないのかを確認して

大まかな計画を立てます。ここで重要なのは、

お子さまの自立度によって親御さまがどれだけ細かく計画を立てるかが異なるということです。
 
自分で考えることのできるお子さまに綿密な計画を押しつけることは、お子さまの自立の妨げになりかねません。

逆にまだ計画性に乏しいお子さまには、親御さまがきちんと計画を立ててあげることが必要です。
 
そこでその計画の意図を説明することで、自分自身で計画を立てられるように成長する第一歩となります。
 
実際に宿題に取り掛かる段階になったら、まずは自分ひとりの力で宿題に取り組んでみましょう。
 
集中するためにも時間を区切って、TVやパソコン、ゲームは手が届かないようにしたほうがいいでしょう

定期的に様子を見て、きちんと進んでいれば褒め、集中していないようであれば休憩させるのも手です。
 
小学校低学年での学習態度は本人の一生につながる重要な経験です。

うまく宿題をこなすことができれば本人の大きな自信につながります
 
親御さまに必要なのは、適度にチェックを入れて、スムーズに宿題を終わらせられるように手助けをして、

過剰な口出しを控えることでしょう。
 
今から残った宿題に追い込みをかけるにしても、まずはきちんと計画を立て、

できるだけ短時間で集中して行うことが大切です。

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お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
 
今回は茨城県の高校入試シリーズとして、最後に国語についてお話しさせていただこうと思います。
 
茨城県の高校入試において、国語の問題は小説論説文古文、そして小論文

それぞれの大問に分かれており、それらについて選択肢と記述で回答するという形式で、

難易度も全国的に見ても標準的な内容となっています。
 
とはいえ、国語のテストに対して苦手意識をもっている方は多いと思います。
 
国語の問題に対してどういった対策をとればいいのかをお話しさせていただきます。
 
まずは、基礎知識をしっかり固めましょう
 
国語の問題は文章を読んで答えるだけで予備知識など必要ないだろうと思われている方もいらっしゃると思いますが、

それぞれの大問に1,2問含まれている基礎知識についての問題は、国語の試験において重要な得点源です。
 
基礎知識が身に付いていることで、解きにくい国語の試験でも確実に点数がとれる部分ができることで

余裕を持って読解に取り掛かることができます。
 
中学生で習う常用漢字、古文の単語力、漢文での文法問題などは、

ほかの教科と比べてもちょっとした努力で暗記することができます。
 
まずはここで点数を安定してとれるようになることが重要です
 
国語の問題で一番困るのが読解であると思います。
 
なぜなら、なんとなくで解いていても解けるときは解けてしまうからです。

逆に間違った時に自分がどうして間違ったのかが分かりにくいことが国語の試験勉強を難しくしている要因です。
 
国語の試験勉強は、見直しがきちんとできるかどうかがほかの教科よりもより重要です。
 
見直しのポイントとしては、解説で問題文のどの文章に注目しているかどうしてその文章に注目するのかをよく見てください。
 
それと見比べて、自分がどうして間違った回答をしているのかをよく考えましょう。

その繰り返しの中で国語の試験で求められる読解力が身に付きます。
 
国語の試験で求められるのは、文章に対する読解力ではなく問題に対する読解力です

それを身につけるためにも解説をきちんと活用してください。

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お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
 
今週も県立高校入試対策をお送りします。
今回は社会編です。
 
例年の県立入試の傾向を踏まえると、大まかな構成と配点は
 
・地理的分野(30点)
・歴史的分野(30点)
・公民的分野(20点)
・三分野総合問題(20点)

 
となっています。
 
 
各分野の出題傾向
 
地理的分野…

地形図や略地図、グラフや表などの資料活用問題は必出。
これらの問題を解くにあたっての基礎的な知識は身に着けておく必要があります。
日頃から、統計資料や地図帳にどれだけ目を通したかが合否を分けます。
 
歴史的分野…

基礎的な知識は当然必要ですが、事件の名称や年号だけでは対応することができない記述問題も
出題されています。流れで歴史を理解するためにも、テーマ史(文化史、政治史)と分ける
理解がより深まります。
 
公民的分野…

ここ数年間の時事問題が出題される可能性はあります。日頃から時事問題に目を向けましょう。
 
 
社会は「暗記科目」とよく言われます。
 
社会を勉強する上で大切なことは、「インプット」と「アウトプット」を分けて学習していくことです。
「教科書を読む」ということをやみくもに繰り返すだけでは、ただの作業になってしまいます。
それはインプットではありません。
 
また、自分で理解したつもりでも実際に問題を解いてみると思い出すことができなければ、
アウトプットのトレーニングが不十分です。
つまり演習量が足りないということです。
 
「インプット」、「アウトプット」この二つを意識して学習に取り組んでみましょう。
 
 
次回は、国語編です。

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お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
 
先週に引き続き、県立高校入試対策をお送りします。
今回は理科編です。
 
理科は例年大問が6問出題され、内容は第1分野(化学、物理)、第2分野(生物、地学)
両方の分野から満遍なく出題されています。
 
出題方法は知識・理解が問われる問題も出題されますが、
実験や観察の結果をもとに考察する問題も出題され、思考力が試されています。
 
県立高校入試に向けて有効な対策は、第1分野と第2分野を分けて対策することです。
 
第1分野は、現象を理解するための定理や法則を理解しなければいけません。

第2分野は知識的な要素が大部分を占めます。
 
要するに学習方法が大きく異なるということです。
 
第1分野を学習するには、数学の基礎知識を身につけ、

現象を理解するために「現象の見方や考え方」を養成する必要があります。

そのためには学校で行う実験の機会を大切にするのはもちろんですが、

資料集等を活用して学習するのが有効です。
 
第2分野を学習するには、基本的な知識を身につけたら早い段階で

過去問を利用した「演習」に取り掛かりましょう。

県立高校入試の出題の傾向を踏まえて対策立てられているかが合否を分けます。
 
理科を「暗記科目」と考えていると、対策遅れで県立入試で不利になります。

早めの対策を心がけましょう。
 
次回も、県立高校入試対策についてお送りします。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
 
前回から引き続き高校入試の対策を科目ごとに分けて紹介いたします。
 
今回は英語です。
 
例年の県立入試の傾向を踏まえると、大まかな構成と配点は
 
・リスニングテスト(30点)
・語形変化・適語補充(12点)
・対話文・長文読解問題(48点)
・英作文(10点)
 
となっています。
 
配点を踏まえると、「リスニングテスト」「対話文・長文読解問題」の対策が
非常に大切なことがわかります。
 
 
○リスニングテスト対策
リスニングテストは演習した量が得点の差につながりやすい分野です。
リスニング対策は、「リスニングテストに対応したCDを聴くこと」が一人でできる対策になります。
 
ここでひとつポイントです。
大切なのは「自分で発音をしてみる」「英語で会話をしてみる」ことです。
 
つまり「耳から得た情報を”自分で口に出してみる”」ことがリスニングへの、
もっと言えば英会話上達への第一歩です。
 
受験までに勉強できる時間は限られています。一日でも早くから始めましょう。
 
 
○対話文・長文読解問題
まずは、過去問を一度解いてみましょう。
わからない単語にはチェックを入れて、今自分がどれくらい理解できるかを把握しましょう。
そのうえで、わからない単語がいくつあるかで対策を変えます。
 
ひとつの長文で10個以下の生徒は、そのまま長文演習をすることで
単語や日本語への訳し方を身につけましょう。
 
10個以上ある場合は、長文を読むより先に基本的な英単語に関して再度覚えなおしをしましょう。

 
 
次回は、理科編です。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
夏休みの過ごし方についての記事が続いておりましたが、
今日は公立高校の受験対策についてお話いたします。
 
第一弾の今日は、数学対策について。
なかでも、必出の「数と式」を取り上げます。
 
公式の理解を試すような問題です。近年の傾向としては次の通りです。
 
・正負の数の計算(四則混合、分数)
・分配法則を利用した計算(同類項をまとめる)
・平行根を含む式の計算
・乗法公式を利用しない四則計算

 
「数と式」の計算はすべての範囲から出題されるので、この分野で計算力を強化することは、
他の分野の得点アップにも非常に重要
であるといえます。
 
方程式、関数、図形、確率、融合問題を解くにあたっても、計算は欠かせません。
計算力はすべての基礎です。
 
この夏に計算力を確実に身につけることで、今後の過去問対策もスムーズに進めるようにしましょう。
 
具体的な対策例を挙げてみます。
 
問題をやってみて、自分が間違えた箇所を解答を見ながらチェックしましょう。
解きっぱなしにせずに、ニガテ・弱点をケアすることが大切です。
 
そして、解法パターンを身につけましょう。
この夏には、問題を何度も繰り返し、解法パターンを身につけ、徹底的に復習し、計算力を身につけましょう。

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