教育プランナーブログ

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2017年10月

前回に引き続き、茨城県立高校入試の対策編です!

今回は理科と社会を詳しく見ていきましょう。

<理科>

化学・物理・生物・地学からそれぞれ出題されています。

①化学

・傾向

実験器具に関する問題がよく出題されています。

また、化学反応の実験で「なぜそのような操作をおこなうのか」という理由を問う問題も出題されます。

・対策

実験器具の名称、使用方法、注意点を押さえておく必要があります。

化学反応に関しても学校の授業のなかで学ぶ基本的な問題なので、実験の際に憶えてしまいましょう。

②物理

・傾向

電流に関する問題、運動に関する問題がよく出題されています。

・対策

計算させる問題も出題されますが、グラフにかかせる問題も出題されています。

公式の暗記だけでなく、それらをグラフに起こせるように学習を進めましょう。

③生物

・傾向

ヒト、動物、植物の分野広く出題されていますが基本的な問題が多いと言えます。

出題方法は一問一答形式のほか、実験内容から推察される内容を問うという問題が出題されています。

・対策

生物の問題では、国語力が問われているとも言えます。

④地学

・傾向

出題されるのは、天体、気象、地層、地震です。

中学校の地学はそもそも学習量が多くはないので、教科書レベルの基本的な知識があれば対応できると言えます。

・対策

教科書の基本的なポイントを押さえておくようにしましょう。

理科の単元は数多くありますが、それぞれが独立しています。

「この単元は得点できる」というものをたくさん作れば作るほど入試本番での得点率はあがります。

単元が多いことで毛嫌いしてしまうことが多いですが、ひとつひとつ丁寧に積み重ねてくことが大切です。

<社会>

地理・歴史・公民の分野から出題されます。

①地理

・傾向

基本的な知識を問う問題に加えて資料活用問題が多く出題されています。

・対策

資料活用問題は、基本的な知識があれば解ける問題だけではなく、普段みなれない資料が与えられ

その場で考え答えを導く問題が出題されます。学習指導要領の改訂に伴う「動態地理」の考え方が

色濃く反映されていると言えます。日ごろから、資料集等で統計やデータを見るのはもちろん、

「なぜそうなるのか?」ということを日ごろから考えるようにしましょう。

②歴史

・傾向

歴史も地理と同様、史料活用問題が出題されています。

その他、事件がいくつか列挙されていて「正しい順番にならべなさい」という問題も出題されています。

・対策

事件や人物を暗記しているだけでは得点が難しいので「点と点を線で結ぶ」ような

歴史の流れを理解できるような学習方法をとる必要があります。

③公民

・傾向

基本的な知識を問う問題に加えて時事問題が多く出題されています。

過去の出題例をみると、裁判員制度や日本の世界遺産登録に関連した世界遺産の問題が出題されています。

・対策

メディアが取り上げているニュースに目を向けることでほかの受験生に大きく差をつけることができます。

日ごろから、ニュースに目を向けてみましょう。

考える力が必要な問題が多く出題されます。

暗記するだけでなく、事象や用語のイメージをしっかり持つことが大切です。

暗記科目とはよく言いますが、本当の直前になってから始めても、

たくさんある用語やその意味を覚えるのは至難の業。

今の時期から毎日こつこつとやっていくことが成功への近道になるのです!

教科書の音読と合わせてTry ITを活用するのもひとつの手!

スキマ時間をうまく活用して、ひとつでも多くの問題が解けるようにしていきましょう。

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今回は、茨城県公立高校入試対策ということで、国数英の問題傾向と対策について書いていきます。

<国語>

大問は5つ。小説・論説文・古典・短歌や俳句の鑑賞問題・論説文の読解です。

①小説

・傾向

1問目は漢字の書き取りが出題されています。

2問目以降は選択式の問題と記述式の問題が出題されます。

毎年選択式の問題と記述式の問題の数は異なります。

・対策

小説に限った事ではありませんが、文章を客観的に捉えることが必要です。

例えば登場人物はどんな人なのか。その人物たちの相関図や小説が描かれている町並みや

時代はどのようになっているのか。それを一通り文章を読んだ時点で読み取る力が必要です。

文章を読んだ時点であらすじを書きだすことや人物相関図を作るなどして、

文章をまとめる力をつけることが必要です。

②論説文

・傾向

1問目は漢字の読みの問題が出題されています。以降は本文の内容に関わる問題が出題されます。

問題は論説文の内容に関わるものも出題されますが、接続詞の空所補充や記述式回答の

内容理解に関する問題も出題されているため、小説に比べると若干難易度の高いものになっています。

・対策

基本的には小説と同様に問題文の内容を客観的に捉えてまとめる力が必要です。

どこで内容が切り替わっているかということや筆者が強調したい内容はどこなのかなど、

文章の中に散らばっている重要な単語やその言い換えなどを見つけるスキルが必要になります。

続詞や指示語といった文法のルールを身につけているかどうかで得点が変わってきます。

これらを自分自身で表にまとめるなどして整理しておくことが必要です。

③古典

・傾向

古文と漢文のとちらか、もしくは両方が出題されます。

どちらが出題されたとしても、内容理解に関する問題よりも文法の問題が多く出題されています。

・対策

古典は苦手意識を持つ人が多く、勉強をしようとしたときに後回しにしがちです。

しかし傾向にも記述したように文法の問題が割合多く出題されています。

国語の試験内容の中でやるべきことをやれば得点できるという傾向が出ている数少ない分野でもあります。

ここで15点ほどの得点を稼ぐことができれば、国語の得点を大きく持ち上げることができます。

④短歌や俳句の鑑賞問題

・傾向

短歌や俳句そのものやそれに対する鑑賞文の内容理解の問題が出題されます。

・対策

前述の小説や論説文と同様に文章を読み取る力が必要とされます。

逆に文法や記述式の問題は基本的に出題されていないため、読み取る力を養えば得点源とすることができます。

⑤論説文の読解問題

・傾向

論説文を読み、その内容を答える問題が中心になります。

年度によって資料が提示されたり、会話形式の文章が展開されたりと様々なパターンが出題されています。

また、この問題の最後には作文が出題されます。

決められた言葉を使って自分の意見を述べるという内容になります。さらに字数の指定も入るため、

対策をしていないと時間内に最後まで書ききることができない可能性もあります。

・対策

とにかく読み取る力が必要です。

そのうえで、配点が高い作文の書き方を身につけておけば大きな得点源となります。

国語に関してよく聞く言葉に「決まった答えがない」というものがあります。

しかし、国語も問題である以上答えが存在します。

数学の解法と同じように「この問題はこう解く」というものを身につけることで解ける問題が多くなり、

それを何度も練習することでスピードがあがります。

解法のチェックとその練習を何度も繰り返し行うことで国語の得点は上がってきます。

初めから「苦手」と思っていたり「めんどくさい」と思っているからこそ、

しっかりと解法を身につけることが必要です。

<数学>

出題内容は計算問題・関数・図形が中心となります。それに加えて確率の基礎問題が出題されます。

①計算問題

・傾向

正負の数や因数分解、連立方程式等各学年広い範囲で出題されています。

基本さえ押さえておけば確実に得点源になりうるので、非常に対策が立てやすいと言えます。

・対策

基本的な問題が広く出題される形になりますので、解き方のパターンを身につけることが必要です。

連立方程式の加減法と代入法のように、解法が複数存在する場合はどちらも使えるようにしておきましょう。

そうすることで問題を解く時間を短縮し、解きやすい解法を利用することができれば

その分計算間違いをする可能性を減らすことができます。

②関数

・傾向

一次関数と二次関数をグラフに乗せてその交点と原点を結び、その面積を求める問題や、

動点に関するものが出題されます。

・対策

「グラフの交点の求め方」「面積の求め方」が必須になります。

この2点のポイントに加え、3点から作られる図形を求めやすい形に細分化するなど

柔軟な思考を身につける必要があります。

これを自分自身で見つけることは非常に難しいものですので、分かる人から解説を受けることが大切です。

③図形

・傾向

証明問題は必ず出題されます。相似・合同のどちらも出題される可能性があります。

円や多角形の角度や面積を求める問題が出題されます。

・対策

証明問題に関しては相似条件・合同条件を覚えることが必要です。

錯角や対頂角のようなルールを使いこなすことができれば証明にも使えますし、

角度や面積を求める問題に対しても活用することができます。

ひとつひとつの用語や公式を身につけることができれば決して難しい内容ではありません。

全体的に基礎的なレベルの問題が多く出題されますので、

ひとつひとつの解法を丁寧に整理していくことが大切です。

大問1~3と、大問4b~8の各(1)を確実に取れるだけで約50点を取れるのが

茨城県立高校入試の数学です。

まずはケアレスミスなく基礎的な問題を正解できるような練習をしていきましょう。

<英語>

大きく分けると「リスニング」と「記述問題」に分類することができます。

①リスニング

・傾向

全体の配点の3割を占めます。

内容は、応答問題、対話の内容に関する問題が出題されています。

・対策

英文や英単語を音読することもリスニング対策になるので、日ごろから意識して学習に取り組みましょう。

市販されているリスニング用のテキストを使って正答率を確認することもしていきましょう。

②空欄補充問題

・傾向

主に動詞の基本形が書いてあって正しい形に直す問題と、

文頭1文字がわかっていて単語を埋める問題があります。

・対策

形を直す問題については、文法と過去形・過去分詞形をしっかりと覚えましょう。

きちんと覚えたうえでいろんな文に触れて、その文の構成(品詞・文法)を

しっかり説明できるようにしておきましょう。

単語を埋める問題は、まず教科書に出てくる英単語をきちんと覚えることが大事です。

単語によっては意味が2つ以上ある場合もありますので、覚える際は要注意です。

③記述問題

・傾向

長文読解問題と英作文が出題されています。

長文読解問題は、空欄補充や文章要約問題、並び替え問題と幅広い出題形式がとられています。

・対策

長文問題は、受験生の多くが難しいと感じてしまう問題ですが、

解法パターンをきちんと身につけておけば難しいものではありません。

「長文だから…」とあきらめず、積極的に問題数をこなしてみましょう。

他の科目に比べて覚えることが非常に多いのが英語という科目です。

なかなか試験の点数が上がらず投げ出してしまう生徒さんが多いです。

丁寧にひとつずつ積み重ねていくことが得点することへの第一歩です。

今回は、国数英3科目の対策方法について触れました。

次回は理社の対策方法について書いていきますので、お楽しみに!

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前回のブログでは、定期テストに向けた基本的な勉強方法について書きました。

今回は理科・社会について少しお話したいと思います。

理科社会は暗記科目と言われています。そう、覚えてさえいれば点数が取れるんです!

ではどうやったら覚えられるのか?

①教科書を何度も音読する

目で文章を読み、声を出し、耳で自分の聞く3つの刺激を同時に脳が受け取るので、

音読は暗記にはもってこいの方法です。

例えば、家から学校までの道の光景を、目をつぶって思い出せますか?

全部はっきりとは思いだせなくても、なんとなくどこを過ぎたら何があって、

その反対側には何があって…と思い出せると思います。

それは、覚えようと思って覚えたでしょうか?中にはもしかしたらそういう人もいるかもしれませんが、

大半の人はそうじゃないと思います。

つまり、毎日毎日見かけるから、自然と脳が大事な情報だと思い、勝手に記憶してくれているのです

脳は、何度も見たり聞いたりした事柄は、自分にとって必要な情報だと判断します。

音読は、1度に3回の刺激を受ける作業です。

特に社会は、流れを覚えるのが一番です。単語だけ覚えてしまうと、並び替えや記述までは

対応ができなくなるので、ある程度まとまったページを、覚えるまで何度も繰り返し音読するのが

一番手っ取り早い方法です!

②Try ITを見る

そうは言っても、理科科目の計算がからむ部分は暗記じゃ無理!

生徒さんと話をしていてよく耳にする言葉です。そういう場合は、Try ITを見ましょう!

理科の計算についても、公式と解き方さえ覚えてしまえばあとは簡単な計算、

場合によっては数学ですらなく算数です。

ただ、その入口の「解き方」がハードルになっているのであれば、例題を通して1から解説してくれている

Try ITの授業を見て、同じような問題を解いて慣れていきましょう!

理科・社会を定期テストで頑張ってきちんと覚えておけば、受験当日にも忘れにくくなります。

「なんとなく」「一夜漬けで」覚えると短期記憶としてすぐに忘れてしまいますが、

「しっかり覚える気で」「何度も繰り返し」覚えると、脳が大事な情報と認識し、長期記憶に移行します。

後々二度手間になって苦労しないようにするためにも、定期テストはしっかりと取り組みましょう!

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そろそろ中間テストの時期がやってきました。

今週来週と、テストに関する記事を書いていくので、ぜひ勉強の参考にして下さい!

①まず、試験範囲を確認しましょう!

実力テストや模試は範囲が広く大変なこともありますが、定期テストの場合は決められた範囲からしか基本出題されません。

逆にいえば、その範囲を徹底的に勉強して完璧にしておけば、テストで高得点が取れるということです!

当たり前と言えば当たり前ですが、きちんと範囲を認識してテストに取り組んでいる人は果たしてどのくらいいるでしょうか。

テストの2週間から10日前には出題範囲をプリントして配られる所も多いので、捨てたりなくしたりせず、きちんと保管しておきましょう。

②試験範囲を確認したら、次は計画を立てましょう!

たとえば、ワークP.○~P.○から出ると決まっていたら、一気にやるのではなく、毎日少しずつやっていきましょう。

1教科しかないのであれば数日でも終わるかもしれませんが、少なくとも5教科、期末などになると副教科も加わってきます。

部活があったり、体調を崩す可能性もあるので、計画は余裕をもって立てましょう!

③1回だけ解いて満足してませんか?

解きなおしをしてこそ、ワークをやる意味が出てきます。

1回解いて覚えきれればそれでも問題ないですが、そんな人は恐らくこのブログを見てはいないでしょう。

理想は5周!少なくとも3週はしてほしいところです。問題と答えを丸暗記する心意気で臨みましょう!

もちろん、なぜ解き方や答えがそうなるのかわからなければ、人に聞いたり、教科書を確認したり、

はたまたTry ITを見たりして理解することも大事です!

今回のブログでは、どの科目でも通用する方法について書きました。

次週は短期間での点数アップが狙いやすい理科・社会に特化した内容をお伝えしますので、お楽しみに!

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