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2021年9月

2021年度から大学入学試験の名称が一新され、これまでの一般入試、AO入試、推薦入試はそれぞれ「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」になりました。


文部科学省「令和2年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」によると、推薦入試による入学者は全体の38.4%(国立大12.4%、公立大25.3%、私立大44.4%)を占めています。


推薦入試は「一部の成績上位者のためのもの」ではなく、一般選抜に次ぐ主要な入学方法として定着してきています。

高1・2年生の皆様には、この機会に内容を確認していただきたいと思います。


■学校推薦型選抜の種類
学校推薦型選抜には、どの高等学校等からでも推薦できる「公募制」と、大学が指定した高等学校等からのみ推薦できる「指定校制」があります。
学校推薦型選抜は基本は「専願」なので、合格した場合は必ず入学しなければなりません。
また、大学に生徒を推薦するのは高等学校などの学校長です。


■選抜方法
学校推薦型選抜は、一般選抜より必要な科目が少ないなど、学習面においての準備負担が小さい場合が多いです。

調査書や志望理由書などを主な資料として判定しますが、各大学が実施する検査(小論文などの記述試験、実技、口頭試問、教科テストなど)、共通テスト、資格・検定試験等の成績のうち少なくとも一つが加わります。

最も多いパターンは「書類審査+面接+各大学が実施する検査」で、これに小論文が加わることもあります。近年は、面接もプレゼンテーション型を採用している大学が増えてきています。

選抜の時期は選抜方法でも異なりますが、出願期間は11月1日から、合格発表は12月以降となっており、合格決定が早いことも大きなメリットでしょう。


まとめると、学校推薦型選抜は、
・一昔前とは異なり、主要な入学方法となっている。
・一般選抜より学習面においての準備負担が小さい。
・一般選抜より早い段階で合格決定がなされる。
と、メリットが大きい選抜方法です。


高1・2年生の皆様には、定期考査の準備をしっかり行い評定平均値をつくり、学校推薦型選抜もぜひ狙っていただきたいと思います。
トライでは、一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムと豊富な学習コンテンツで、さまざまなお悩みを解決します。

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