2011年11月13日
鹿児島県 大学受験:現代社会・倫理・政治経済
今回は現代社会・倫理・政治経済のセンター対策についてお伝えします。
【共通事項】
暗記中心の勉強が必要なのは当然ですが、現代社会・倫理・政治経済の三つは
地理・世界史・日本史に比べると暗記するべき内容が少ないと言えます。
つまり、比較的短い時間で実力を伸ばすことが可能です。
地理や歴史が嫌いな人や得点が伸び悩んでいる人は、これらの科目を選ぶことも選択肢に入れておきましょう。
【現代社会】
・センター試験の問題を解くためには広く浅い知識が必要とされます。
まずは教科書の基本事項を中心に理解して暗記していきましょう。
参考書は必要のないことまで細かく載っているので、私大の対策が必要な人以外は教科書を使って学習することが原則です。
・どの分野もまんべんなく出題されます。短文の正誤を判断させる問題が中心です。
重箱の隅をつつくような細かい問題は基本的には出題されません。
・思考力を試す問題や時事問題も出題されます。
思考力を必要とする問題はグラフや表を使って考えさせる経済の問題などに多く見られます。
時事問題については試験問題の製作時期を考えると直近のものは出ませんが、
1年前位ににさかのぼって押さえておけば十分でしょう。
・重要なテーマについては繰り返し出題されるので、過去問に当たってまとめておくのが良いでしょう。
【倫理】
・基本的な知識を問う問題や読解力が必要な文章を読ませる問題が多く出題されます。
2011年度はやや深い知識を問う問題も出されているので、高得点を目指す人は細かいところまで押さえていく必要があります。
・倫理は以下の5分野に分かれていて、例年偏りなく出題されています。
青年期の課題、東西の源流思想、日本思想、西洋近現代思想、現代社会の諸課題
いずれも単元ごとに基本知識をまとめておきましょう。
最近は問題の文章が長くなる傾向が見られるので、読解力をしっかりと養っておく必要があります。
【政治経済】
・センター試験の政治経済は、常識レベルの知識では解けません。
現代社会と同様に教科書レベルの基本知識を理解して暗記することが必要です。
次に基本知識をもとに論理的に判断をする訓練をして実戦力をつけていきます。
・重要事項は何回も出題されているので、過去問に当たって慣れておくことも必要です。