2012年6月18日
鹿児島県 AO入試虎の巻
今回は鹿児島大学のAO入試についてお伝えします。
最初にAO(アドミッション オフィス)入試とは何かということからお話しします。
AO入試の目的は従来の学力検査試験では計れない
受験生の個性や意欲や適性などを重視し、書類審査、面接、小論文などを
判断材料として入学の可否を決める試験です。
推薦入試と違い、学校長の推薦は不要で、自分で出願することが可能です。
鹿児島大学では理学部生命科学科、数理情報科学科、物理科学科と水産学で
AO入試が実施されています。
本年度の募集要項はまだ発表されていないので、昨年の実施状況を元に説明します。
AO入試の流れは、出願→(1次選抜)→2次選抜→合格者発表となっています。
【出願】
昨年は理学部は10/17~10/19、水産学部は10/3~10/5の3日間でした。
募集定員は生命科学科が4名、数理情報科学科が7名、物理科学科が10名、水産学部が5名でした。
【1次選抜】
書類審査ですが、必ず実施されるわけではなく、基本的には出願者数が多くなった場合に
行われます。水産学部と生命科学科は元々ありません。
【2次選抜】
昨年は理学部は11/23と11/24に行われました。水産学部は10/27に行われました。
面接と書類審査はどの学部、学科も共通です。
これに加えて、水産学部と生命科学科は小論文、数理情報科学科は数学の学力試験、
物理科学科は基本的な実験とレポートが課されます。
【合格発表】
昨年は理学部が12/9、水産学部が11/18に発表されました。
募集定員は少ないですが、自分の適性や意欲を強くアピールできれば
合格することは可能です。受験機会を増やすという意味でも積極的に受けてみるのもよいでしょう。