2012年6月29日
鹿児島県 高校入試 数学シリーズ(第1回)~計算力編~
今回から鹿児島県の高校入試対策のポイントを科目と分野ごとに分けてお伝えします。
第1回は数学の計算力についてです。
計算力は数学の力の土台となります。
いくら正しい式が立てられても計算力がなければ答えが合いません。
鹿児島県の公立高校入試の数学では冒頭で計算力を問う問題が9問出題されます。
もちろん大問2以降の問題も計算力を必要とするものがほとんどです。
数学の苦手な人のほとんどが計算力が不足しています。
まずは速さと正確さを意識してトレーニングしましょう。
以下に自宅での計算力アップの方法を記します。
①毎日計算練習をする
運動や楽器のトレーニングと同じで上達したいのならば毎日コツコツと取り組むことが必要です。
②制限時間を決めて解く
マイペースでのんびりとしている限りはスピードは身につきません。
少し短いかなと感じるくらいの時間を設定して解きましょう。
③計算ルールを理解したうえで、トレーニングをする
正負の数や平方根の計算ルールがあやふやなままでいくら計算練習をしても効果はありません。
ルールがはっきりと分からなければ、教科書の説明部分を読んで頭にルールを入れてから計算練習をしましょう。
④同じ単元のものを集中的にする
小学校の算数ドリルのように、単元ごとに分かれている問題集を使って集中的に取り組みましょう。
入試のように単元がミックスされた計算問題をするのは、単元ごとの計算がスラスラとできるようになってからです。
なんと言っても毎日取り組むことが大切です。「継続は力なり」です。がんばりましょう!