2012年8月23日
鹿児島県 高校入試 国語シリーズ(第2回)~作文編~
今回は鹿児島県公立高校入試国語の作文についてお話します。
作文というと、文才のある人が有利な科目のように思えますが、実のところそうとも限りません。
作文とは言っても点数をつけるわけですから、
減点されないような文章に仕上げれば良いのです。
鹿児島県では120~160字の字数指定があるので、展開の構成としては起承結で十分です。
割合としては、起が2・3行、承で5・6行、結で3・4行で丁度良いでしょう。
次にすべきことは、文末を”です・ます”調か”だ・である”調に統一することです。
持ち点は少ないですから無駄な失点は極力抑えましょう。
基本的にテーマは、実体験に基づいて書く方が書きやすいですが、
そうでないテーマが出題されることがあります。
そんな時は自分で話を作ってみましょう。
採点者は作文の内容よりも、文章的に問題がないかを見ているわけですから、
作り話でも十分対応が可能です。とは言っても、正しい文章は練習でしか身に付かない為、
積極的に作文の練習をして、家庭教師の先生などに採点を頼むようにしましょう。