2012年10月22日
鹿児島県 高校入試制度
今回は、鹿児島県の公立高校入試制度についてお話します。
鹿児島県内で人気の公立高校は鶴丸・甲南・鹿児島中央などありますが、
選抜方法は全ての公立高校で一律です。
どんな方法で合否が決まるのかを知って、これからの勉強に役立てましょう。
まず入試の配点についてです。
国・数・英・理・社の主要5科目がそれぞれ90点満点の計450点です。
これに中学時代の全9教科の5段階評価の内申点が加算され、
学力検査(450点)+内申書(450点)=900点満点で合否が決定します。
また試験時間は全科目50分と決まっています。
特に、国語と英語は聞き取りテスト込みでの時間ですから、
スピードが重要になる科目と言えます。
学力検査は来年の3/6と3/7の2日間にわたって行われます。
皆さんに残された時間は140日ほどになります。
時間はまだあると考えている人は多いかもしれませんが、
むしろ万全の準備をするには少ないくらいです。
だからこそ、これからの学習では
得意科目を伸ばすよりも苦手科目を伸ばす方が効率が良いのです。
40点しか取れない科目と70点取れる科目の、どちらを勉強した方が
伸びしろがあるかを考えれば、当然の選択といえます。
自分の得点から、志望校との点差を逆算して、効率の良い学習を心がけましょう。