2014年9月24日
鹿児島県 公立高校入試の傾向と対策 数学編
前回に引き続き、公立高校入試対策シリーズとして、
1回に一科目ずつ、 科目別に出題傾向とその対策についてお話しいたします。
第2回目の今回は数学です。
◎計算・方程式・文章題
この分野は全体的に正答率が高く、確実に正解できるようにしなければなりません。
普段から正負の数、文字式、平方根の計算などをしっかりとトレーニングしましょう。
方程式の応用問題では「計算過程を書くこと」と指定されているので、
日ごろから読み手の立場に立った書き方の訓練をしましょう。
◎関数
苦手意識の高い人が多い分野です。
問題が出された時点であきらめてしまう人も多いですが、
部分点を狙うという考え方もあります。
隠されているヒントを見つけ出して、あきらめずに解く練習をしましょう。
◎平面・空間
円と三角形を組み合わせた問題や
円周角の定理、相似比、相似の証明、中点連結定理、
三平方の定理を使って解くものが多く出題されています。
対策としては基本的定理をきちんと理解して、
使いこなせるようにしておくことが必要です。
どんな応用問題も基本の組み合わせによって解く、
ということを常に意識しておきましょう。
◎確率・統計
カードやサイコロなどを使っている問題が多く出題されています。
今後、出題数が増えていくことが予想されますので、しっかり練習しておきましょう。
樹形図など、分かりやすく整理する方法をしっかり確立しておきましょう。
ポイントは「数え漏らしがないこと」と「重複がないこと」です。
常にチェックを心がけましょう。