2017年3月26日
鹿児島県 来年度受験生必見! 2017年鹿児島県高校入試 傾向と対策【国語&理科&社会】
前回に引き続き、先日行われた鹿児島県公立高校入試の
概観と来年度に向けての傾向と対策についてお話していきたいと思います。
【国語】
大問1は漢字の読み・書き、楷書と行書の書き順の違いなどの問題。
大問2の説明的文章では、内容離開の問題に加えて、対立するA、Bどちらかの
立場に立ってその理由を説明させる作文問題が出題されました。
大問3は古文、大問4は小説。
4大問構成で、大きな構成は従来と変わっていません。
傾向としては幅広い分野からの出題と、明確な立場を示したうえで
意見を述べさせるという問題が増えています。
【理科】
大問1は小問集合。
大問2は化学、大問3は生物、大問4は地学、大問5は物理と
各分野から出題されるという構成は従来通りでした。
どの分野にいても実験観察の問題が小問1つ分は出題され、
実験の目的や手順、考察といった内容を重視していることが分かります。
【社会】
大問1は地理、大問2は歴史、大問3は公民が出題されるという構成は従来通り。
グラフや写真などの資料から内容を読みとる力が試されるのも
最近の傾向通りです。
公民では電力の自由化やネットショッピングを
取り上げるなど新しい問題傾向も見られました。