2018年6月17日
鹿児島県 定期テスト=入試対策
【900点】
この数字が何か、皆さん分かりますか?
高校生以上の方はピンときたのではないでしょうか?
これは
鹿児島県の公立高校入試の配点です。
もう少し詳しくお話しすると
内申点450点+入試本番450点=満点900点
の合計点で合格が決まります。
内申点というのは教科の成績を点数化したもので、
鹿児島県では中3の1学期と2学期分の評定が使われます。
しかも驚くべき事に、
5教科は2倍、実技4教科は20倍されるのです。
下のA君の例を見てみましょう。
国 | 数 | 理 | 社 | 英 | 美 | 音 | 保体 | 技家 | 合計 | |
A | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 3 | 4 | 3 | 4 | 330 |
(※1学期と2学期の平均の成績の数字として書いています)
5教科の成績は素晴らしいです!
ただ実技教科がもったいない…!
つまり何が言えるかというと・・・
内申点=普段の授業態度意欲、そして定期テストの結果なのだということです!
今回は高校入試を控えた中学生を例にお話を進めてきましたが、
小学生でも当然単元ごとにテストはありますし、高校生も定期テスト対策を効率よくやっていく事が志望校合格に向けた近道なのです。
↓そこで、意識してほしい定期テスト対策のポイントをお伝えします↓
例えば…
「連立方程式」が定期テストの範囲だったとします。
多くの方が、連立方程式の範囲の教科書やワークを一生懸命解きます。
「だって学校の先生が、教科書とワークレベルから出すって言っているから…」
しかし…そこには落とし穴があるのです。
まず、数学という教科は【積み重ね教科】です。
連立方程式は
2x-3y=8
2x+y=-5
のように二つの式を使います。
では、もし1年生の時に2x+3=15の方程式で躓いていたら・・・?
そう、1つの式を解けなかった子が、2つの式になって解けるわけがないのです。
まずは、1年生で習った方程式を解けるかに戻り、それでも理解が怪しい場合には
1冊X円のノートを5冊買います。
代金をY円として,XとYの関係を式に表しましょう。
といった、小学生の文字式にまで戻らねばなりません。
つまり…
連立方程式を完璧に解けるようにする為には
【連立方程式→一次方程式→文字式】
と躓いている問題に戻って勉強する必要があるのです!
「どこから苦手なのか、一人で見つけられない。」「定期テストまで時間がないので、効率よく苦手な所をクリアしていきたい。」
さあ!そんなあなたは家庭教師のトライで一緒に合格に近づく夏にしよう!
今月のキャンペーン