2020年8月27日
共通テスト英語について【鹿児島大学編】①
鹿児島県の皆さん、こんにちは!
家庭教師のトライ 鹿児島校です。
前回まで令和3年度共通テストについておさらいをしていきました。
今回からは、鹿児島大学が共通テストの英語をどう取り扱うか見ていきましょう。
【外部英語検定試験の利用】
鹿児島大学の入試では、外部英語検定試験の結果を活用することができます。
対象:一般選抜・学校推薦型選抜Ⅱ・総合型選抜で、共通テスト「英語」を課す学部・学科
詳細:①共通テスト「英語」でリーディングの得点が満点値に対して80%以上の得点(率)ならば、リーディングを満点と見なす。
②共通テスト「英語」でリーディングの得点が満点値に対して80%未満の得点(率)ならば、得点の25%の点数(小数点第三位以下切り捨て)を加点する。
③共通テスト「英語」でリスニングの得点が満点値に対して80%以上の得点(率)ならば、リスニングを満点と見なす。
④共通テスト「英語」でリスニングの得点が満点値に対して80%未満の得点(率)ならば、得点の25%の点数(小数点第三位以下切り捨て)を加点する。
上記①②③④適用には、下記の外部英語検定試験の基準を満たす必要があります。
・ケンブリッジ英検:FCE以上
・実用英語技能検定:準1級合格以上
・GTEC:1250点以上(CBTタイプに限る)
・IELTS:5.5以上
・TEAP:334点以上
・TOEFL iBT:72点以上
・TOEIC L&R/TOEIC S&W:1095点以上(L&R785点以上かつS&W310点以上)
※平成30~令和2年度実施分が対象
どの基準も簡単ではありませんが、みなし満点や加点は大変魅力的です。
鹿児島大学以外でも、外部試験を取り入れている大学があります。
志望校を考えるときは、こういった点もぜひ考慮してください。
次回は、各学部のリーディング・リスニングの配点についてです!