2012年9月
2012年9月27日
鹿児島県 文化祭や学校説明会に行ってみよう
今回は、鹿児島県の学校説明会についてお話します。
学校説明会やオープンスクールは6月頃から多くなりますが、この時期でもまだやっています。
具体的に学校名を挙げると、
れいめい、志學館、鹿児島第一、修学館、龍桜、ラ・サールなどが
10月に入っても精力的に説明会を催しているようです。
では、どういったところを中心に見れば良いのでしょうか?
入学してやりたいことが何かによって違ってくるでしょうが、
部活動、進学率、校風などをはじめに見ておくべきです。
説明会では質疑応答の時間が設けられますから、そこで色々と聞き出してみましょう。
例えば、「進学率は○%です」とか「○○大学への進学実績があります」と言われても、
進学率に占める浪人の割合、成績の中堅・下位層の生徒の進学先などは分かりません。
その学校への進学を考えているならば、一歩踏み込んだ内容まで聞けると、
進学後の自分がイメージ出来ますし、モチベーションのアップにも繋がります。
現段階で志望校を迷っている人も、志望校を一本化している人も、良い意味で
刺激になるので説明会に参加してみてはどうでしょうか。
2012年9月25日
鹿児島県 高校入試 国語シリーズ(第3回)~古文編~
今回は、鹿児島県高校入試シリーズ国語の古文についてお話します。
鹿児島県の古文の素材文は、説話集から選ばれる傾向が強いです。
説話集とはいわゆる昔話ですが、皆さんが知っているような有名なものでは無いことが多く、
既存の知識で読むことは難しくなってきます。全体的な内容をつかむ力が必要になるわけです。
設問の内容としては
〇現代仮名遣い
〇主語把握
〇口語訳
〇内容把握
などが挙げられます。
一見、大変な単元に思われがちですが、細かい単語の知識が必要な設問や
精密に訳さないと解けないような問題は無いので、大まかな内容を把握して、
話の本筋を曲げなければ、現文以上に高得点が狙える単元なのです。
ですからこの時期にやるべきことは、古文単語の知識を増やすことではなく、
話全体の流れを掴む練習をすることです。モチベーションを下げずに頑張りましょう。
2012年9月21日
鹿児島県 高校入試 社会シリーズ(第3回)~地理編~
今回は高校入試シリーズ社会の地理分野についてお話します。
傾向としては、日本地理・世界地理の両方が必ず出題されています。
この二つを関連付けて、地図やグラフ、表などで日本との位置や時差、気候や文化
といった幅広い知識を問うものになっています。
世界の重要な国名や産業、文化の特徴や日本との関係性は、
確実に答えられるようにしておきましょう。
また、時差の問題は頻出です。
パターン化された問題ですから、反復練習でモノにしましょう。
気候に関する問題もよく出されています。
特徴的な気候帯を持つ地域を分類して、頭に入れておくとよいでしょう。
基本的に広く浅い知識が必要になってくる分野です。
単元毎に、知識の漏れがないようにしていきましょう。
2012年9月15日
鹿児島県 高校入試 理科シリーズ(第3回)~生物編~
今回は鹿児島県高校入試シリーズ理科の生物的分野についてお話します。
鹿児島県のここ数年の出題を見てみましょう。
・食物連鎖
・ヒトの体の仕組み
・植物のつくりとはたらき
・細胞
・生殖
・遺伝
の単元が問われやすい傾向にあります。
物理や化学分野とは違い、
生物は単純な知識問題が占める割合が大きいため、
勉強の成果が最も出やすい分野と言えます。
しかし、裏を返せばみんなが確実に得点してくる可能性が高いので、
失点してはいけない分野でもあります。
また、記述式の問題が多いのも。この分野の特徴です。
各単元で苦手な単元が一つでもあるのなら、今のうちにしっかりと押さえておきましょう。
一問一答式の問題集での学習がおすすめです。
2012年9月13日
鹿児島県 高校入試 英語シリーズ(第3回)~作文編~
今回は鹿児島県高校入試英語の英作文についてお話します。
英作文を書くときにやりがちなミスは、
難しい表現を使おうとして、その表現方法を間違ってしまうということです。
作文だからと言って、ネイティブスピーカーが書くような文章を書く必要はありませんし、
出題者側もそこまでの文章を求めているわけではありません。
高校入試の出題範囲は中学校で習った内容になるので、
無理に背伸びをせず、自分が使いこなせる単語と文法で文章を作れば良いわけです。
具体的な英作文の練習方法としては、
まずは時間を気にせずに、英語の問いに対する答えを日本語で作成します。
それから、その日本語を英語に直していきます。
これを続けていくと、自然と頭で日本語を組み立てて英語に変換できるようになります。
そうは言っても、基本的な文法事項を押さえておかないと、
平易な英文を作ることもままならないでしょうから
文法の復習はしっかりとやっておきましょう。
2012年9月10日
鹿児島県 高校入試 数学シリーズ(第3回)~関数編~
さて今回は、鹿児島県の高校入試数学の関数についてお話しします。
鹿児島県では比例、反比例のグラフに直線を絡めた基本的な問題が出題されます。
交点の座標や変化の割合、変域を求める問題は頻出ですので、
パターンを覚えてしっかりと解答出来るようにしておきましょう。
グラフ問題は、代入、公式の適用の繰り返しですから、
落ち着いた解答を心掛ければきちんと対応出来ます。
ただ、座標上の図形と相似や面積比を絡めた問題に関しては、
ひらめきが肝になってくるので、機械的な作業では正解に辿り着けません。
より多くの類似問題を解き、頭の中の引き出しを増やしておきましょう。
2012年9月6日
鹿児島県 秋以降の過ごし方 ~非受験編~
今回は、再来年以降に受験を控えている方へ、これからの過ごし方についてお話します。
この時期は、どうしても中だるみしがちな時期です。
しかし、だからこそ、
3年生の学習への下積み作業をしっかりとやっておくべきなのです。
具体的に言うと各教科の基礎力の向上です。
国語では漢字や文法、英語では単語、数学では公式などを覚えるようにしましょう。
暗記モノばかりで地道な作業にはなりますが、毎日コツコツとやっておくと
3年生になってからのスタートダッシュが違います。
3年生になるのはまだ先のことだと思っている方もいるかと思いますが、
2年生の3学期は、3年生の0学期だと思ってください。
そうすると、暗記作業に大半の時間を割けるのはこの時期だということが
見えてくるのではないでしょうか?
まだ焦る必要はありませんが、
3年生になってからの勉強を優位に進めるためにも、
これからの時期にやれるだけの学習をやっておきましょう。
2012年9月4日
鹿児島県 秋以降の過ごし方 ~高校受験編~
今回は、鹿児島県の高校入試に向けた今後の過ごし方についてお話します。
高校入試と言っても、私立と公立で開始時期が異なりますから
どちらに比重をおくかによって対応は違ってきます。
・私立専願の場合
私立高校の入試は各学校で誤差はありますが、1月の終わりか2月初めに行われます。
つまり、残された準備期間は4か月ほどになります。
残り120日と仮定して、1日4時間の学習を行ったとすると480時間になります。
つまりは20日分で、これを5教科で割ると1教科あたり4日分しかありません。
120日も残っていると安直に考えていると足元をすくわれてしまいます。
秋から冬にかけてやるべきことは過去問演習です。
私立は学校によって問題の傾向が異なるので、志望校の過去問を解いて慣れておきましょう。
勿論、間違えた問題のやり直しは必須事項です。
単元ごとに潰して、やり残しの無いようにしましょう。
・公立受験の場合
公立高校の入試は3月の上旬に行われます。
理想としては秋で暗記科目(社会、理科、英単語)を完成させて
冬以降で過去問演習をしつつ、抜けている単元を補強していくことです。
夏休みが終わって学校が始まると自宅学習の時間が減りますが、
そこで焦ってしまっては目標を見失うだけです。
100%の力を毎日出すことは体力的に厳しいですから、
80%の力を毎日継続させようにしてください。
私立専願の人も公立受験の人も残された時間を大切に使いましょう。
2012年9月3日
鹿児島県 秋以降の過ごし方 ~中学受験編~
今回は、鹿児県の中学受験についてお話します。
夏休みも終わりに近づき、秋から冬にかけてのこれからの時期が、
受験生にとっては正念場となってきます。
まずやるべきことは、自分の現在地を把握することです。
過去問を全教科通して解答して、
志望校の合格点とどれくらいの差があるのかを理解しましょう。
漠然と、この学校に合格したいと思うよりも目標が明確になるため、モチベーション維持に繋がります。
次に、皆さんが苦労するだろうと思われる教科の話に移ります。
・国語
とにかく根気が必要となる科目です。
暗記科目では無いためなかなか伸びず、あきらめている人もいるかもしれませんが、それでは合格できません。
文章題の点数は減点方式ですので、よほどズレのある解答をしない限り点数は貰えます。
答案は出来るだけ埋めて、点数を少しでも稼ぎましょう。
・算数
みなさんが最も苦労するのは、文章題だと思います。
その要因は、文章の内容を整理出来ないことにあります。
しかし、これは文章を文章で理解しようとするから起こることなのです。
読んでもよく理解できない問題内容は、図示してイメージしやすくすることが大事です。
視覚による整理をすることで、ある程度の文章問題には対応可能です。
理科、社会
暗記科目ですので、基本的にやればやるだけ点数は伸びます。
ただ、記述式の問題も増えてきているので、過去問演習などで練習して強くなっておく必要があります。
残り少ない時間を大切にしましょう。