教育プランナーブログ

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三重県の県立高校入試において、リスニング問題は必ず問1で出題され、頻度は100%です。45分間の試験時間のうち、リスニング問題には10分強を費やし、配点も50点満点中18点を占めています。三重県は、リスニング力を試す傾向が大変強い県であるといえるでしょう。

 

問1は(1)~(5)の5つの問題から成り立っています。

(1)は絵や表を見て英語で流れる質問の答えを、選択肢の中から選ぶ形式。2回流れるので聞き取った数字や時刻は必ずメモしましょう。

(2)は、英語による対話文を聞き取り、最終の疑問文に対する答えを選択肢の中から選ぶ問題。疑問詞に何が使われていたのかを聞き逃さないようにして解答につなげましょう。

(3)は80~100語くらいのモノローグの英文を聞いて、その内容について問われる問題。近年、(3)では「自己紹介」「スピーチ」「Eメール」を題材とする文章が使われました。

(4)では(2)よりさらに長い対話文を聞き、英語での質問に答える形式。質問は例年3つ問われます。

(5)はディクテーションと呼ばれる形式で、流れてくる英文を聞いてその英語をそのまま正しく書き取るというもの。英文は3回繰り返して流れます。

 

配点は(1)~(3)が各1点。(4)と(5)が各2点となっています。(4)と(5)で8点分の配点になっていますが、ともにかなり難易度が高い問題と考えてよいでしょう。

 

このように、三重県の県立高校後期入試では、高いリスニング力が試されます。

次に、リスニング対策のポイントです。

 

何よりもまず、ネイティブイングリッシュを積極的に聞くこと。

特に(5)の書き取りでは、ネイティブ特有の単語と単語をつないだときの発音に慣れておきましょう。目で単語を見る時とは違う発音で流れてくるので、慣れることは必須です。

「リスニング対策問題集」や「過去問題集」のCDを聞いて英文に耳を慣れさせることも大切なことですが、一度聞いて一通り解答するだけでは不十分です。英文の台本を自分で何度も音読することをオススメします。単純な方法ですが、リスニング力をつけて得点するには音読が最良の方法だと思われます。

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