教育プランナーブログ

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英作文は、毎年、大問3で出題されます。この傾向は毎年定着していて、平成24年度入試でも「英作文」の単元は必ず含まれるでしょう。(1)と(2)に分けて状況が設定され、それぞれ3題ずつの英文を作る形式です。配点は各2点ずつ6題で12点。50点満点中の12点を占めるということになります。三重県の県立高校後期入試で試される英作文力は、リスニング力と並んで大変比重が高くなっています。

 

さて、英文を作る上で設定される状況は毎年さまざまです。ホームステイの学生を家庭に受け入れるという設定、電話をするという設定、英語で学校のホームページを作成するという設定などです。

 

平成24年度も新バージョンが登場すると思われますが、どの場合も中学3年間の英語の教科書の本文でよく似た状況の文が出てきています。3冊の教科書をもう一度振り返って音読しておけば、状況設定が中学校生活に身近なものだという感覚がよみがえってくるでしょう。

 

≪三重県高校入試の出題の特徴≫

これまで中学生の皆さんは、学校の定期テストで「日本語文のとおりの英文を作る」という作業が多かったかもしれません。また、自分の持っている問題集でも「下線部の日本語文の部分を英訳しなさい」型の問題にふれたケースが多かったのではないでしょうか。

三重県高校入試では、日本語文のとおりに英訳するのではなく、次のような特徴があります。

 

①4語以上、5語以上という条件がある。

②たとえば「飲み物をすすめる時」という設定がされ、その状況でどういう表現が適当かを自分で考える。

③表現方法に自由度があり、限られた一つの言い方しかダメということはない。

 

出題される英語表現は必ず中1~中3の教科書に出てくる表現の範囲で書けるものです。また、定型表現を覚えておけばそれを使うことが出来ます。

テスト中は、一度、自分なりに日本語文を考え、それを英訳するのが確実です。

また、自分で自信がないあやふやな表現を使うのは避けて、確実にスペルが書ける表現を使うのも大切な得点方法です。

最後に、まぎらわしいアルファベットを書いてはいけません。

一字一字はっきりとわかりやすい字で書きましょう。英文を100%完璧にできても、たった一字のまちがい、自分はそのつもりで書いたのにそう見えない(例えばhのつもりで書いたのにnと見られるなど)などで減点になってしまうこともあるので注意しましょう。

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