教育プランナーブログ

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英文の長文読解は、最後の設問4で必ず出題されます。出題頻度は100%で、平成24年度も例年通りと予想されます。

試験時間が45分間であることを考えると、リスニングを済ませた後の30分強のうち、15分間を長文読解に残しておくと、気持ちに余裕を持ってあせらずに最後の長文に取り組めるでしょう。設問2,3で時間を取りすぎない時間配分に慣れておきましょう。

 

さて、長文読解に要する時間を把握するためにも、過去問を解いて設問4の長文の”長さ”を体験しておいてほしいと思います。本番で初めて目にすると、教科書の本文と比べて”長い”ことに焦ってしまうでしょう。

出題文の傾向は、ほぼ毎年400~450words程度。中学3年生の教科書に出てくる Let’s read(正規のレッスンでなく、読み物教材でやや長めのストーリー性のある長文)の文章よりさらに長いと考えられます。問題文の下に(注)として教科書によっては出てこなかった単語表現などが例年10個ほど書かれています。

話の内容としては、例年、留学生、ホームステイ、ボランティア、将来の夢・・・などです。英作文と同様、教科書で本文に取り上げられた話題と関連があり、さらに話題をふくらませた文章となっています。設問は(1)~(5)までで、配点は英作文と同様12点である。平成24年度もこのままの配点が続くと予想されます。

 

解答する上で注意すべき点は、決して、設問に関係した下線部だけを拾い読みするのでは正解につながらないということです。三重県入試の特徴として、どの設問もその前後の文からだけでは解けないように出題されています。例えば、設問(2)と(4)では、答えを「日本語で書きなさい」とされています。しかしその条件として ・具体的に ・~にふれて ・どのようなことを思い出したのか などがあり、全文を読んで内容を理解しなければ正確な日本文で答えられないようになっています。

設問(5)は「本文の内容に合っているものを2つ選び、記号を書きなさい」という問題ですが、肯定文/否定文などの選択肢の表現に注意をしながら、本文の内容と照らし合わせましょう。この(5)も全文を読んで、全体としての流れを理解した上でしか正解につながっていかない問題です。

 

長文の学習法のアドバイスとしては、400~450words程度の長文を何題か読んで、内容に関する問題にあたっておくことが必須です。力に余裕のある人は、さらに長い500words程度の文にまで挑戦しておけば、本番であせらずに全文の理解ができるでしょう。

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