教育プランナーブログ

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三重県の県立高校入試問題は、

1:リスニング、2:対話文、3:英作文、4:長文

の大問4題から構成されています。それぞれの設問を見てみると、ダイレクトに文法の理解を問う、という出題傾向はありません。しかし、中学校3年間で学んだ英文法は1~4の文の中にまんべんなく含まれています。英文法の項目としては、3単現・進行形・不定詞・動名詞・比較・受動態・現在完了・関係代名詞が主な中学校英語の範囲です。

 

1のリスニング問題から傾向を見ていきます。1では、放送で英語文の音声が流れますが、文法事項が組み入れられた文となっています。文法を見直しておくことで、日本語の意味に正確につなげられるようにしましょう。特に、最後(5)の聞き取った英文を書き取る問題には、毎年重要な文法が含まれているのが特徴です。近年では、(5)で動名詞(平成23年度)、受動態(22年度)、最上級(21年度)が出題された。正しい文法の知識を持っていてこそ、書き取れる問題になっています。

 

3の英作文では、各自で自分の使いたい表現を決めてから英作文の作業に入るとよいでしょう。解答に書かれた英文が「文法上に間違いのない文であるか」は大きなポイントです。

 

2の対話文での設問と4の長文での設問は、出題の傾向がよく似ています。中学生の皆さんは、定期テストの設問で

 ・次の2文がほぼ同じ意味になるように(    )内に語を入れなさい。

 ・次の(    )の中の語を正しい語順に並べ換えなさい。

 ・下線部の語を正しい形に直しなさい。

という形式に慣れていると思います。しかし、三重県の入試問題では、このような直接的な文法問題は出されないのが特徴です。2と4の設問には日本語で答えさせる問題が含まれています。解答に正しく文法の知識が反映されているかがポイントになってきます。

 

三重県立高校入試問題の英文法の項目は決して中学校の教科書レベルを越えることはありません。必ず、教科書で習った範囲の中からの出題となるので、再度教科書の文法事項を復習することで入試問題にも対応できます。

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