2012年5月22日
三重県 高校入試制度
先日、三重県の教育委員会から平成25年度の三重県高校入試の概要が発表されました。
4月から受験生となり、気持ちも引き締まっている方も多いと思いますが、
再度三重県の入試制度を確認してみましょう。
まず、三重県の公立高校の入試は、「前期選抜」と「後期選抜」に分けられます。
前期選抜とは、
高校が独自の選抜を実施する選抜スタイルの事で、2月上旬に行われます。
平成25年度の入試では2月7日・8日を予定しています。
選抜の内容としては、面接または自己表現、作文または小論文、実技検査、学力検査の中から、
各高校が検査内容を指定します。前期で合格となった場合には、合格内定となった学校に入学
をするため、後期選抜の出願はできません。
後期選抜とは、
学力検査及び、学校によっては面接や作文、実技検査により合格者を選抜する事で、
3月中旬に行われます。平成25年度の入試では3月12日を予定しています。
学力検査は1科目50点満点、250点満点です。
後期選抜では、3段階の手順を踏んで合否を決めます。
①第一段階
調査書により選考された募集定員の100%以内に含まれる者、かつ
学力検査の順位が80%以内に含まれる者を合格者とする。
(学校、学科・コースによっては、調査書により選ぶ人数を募集定員の100%または120%とする)
②第二段階
第一段階で調査書により選考された者の中から、学力検査により募集定員の残りの
2分の1の合格者を決める。
③第三段階
各高校が示す「特に重視する選抜資料等」をふまえ、残りの合格者を決定する。
前期・後期ともに調査書(内申点)が重要となってきます。
1科目5段階の9科目、合計45点満点で内申点が決められます。
三重県の場合は、3年生の内申点が非常に重要になってきます。
内申点は学校のテスト、授業態度、提出物などで決められますので、
普段の授業を疎かにせず、取り組みましょう。