教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



今回は、公立高校入試制度についてお知らせします。

 

【内申書情報】

県立高校後期入試選抜における、合否判定の基準は、中学3年生の時の内申点と学力検査の総点となります。

内申点は、中学3年生の成績が9科目5段階で45点満点

評価の対象は3年生の1月末時点での成績です。

3学期制の学校は2学期の期末テストまで、2期制の場合は後期の中間テストまでが対象となります。

内申書には、1、2年の教科別評価も5段階で記入され、観点別評価も3年のもののみが記載されます。

ほかにも、「総合的な学習の時間の記録」、「特別活動の記録及び行動の記録」などの項目は、

合否判定に関わることがあるので、注意が必要です。

 

【前期選抜】

希望する高校が、学科・コースごとに2月に実施します。

必要な選抜資料について平成24年度入試から変更があり、確認が必要です。

平成23年度入試までは、自己推薦書、調査書に加えて出身中学の校長の推薦書が

一部の高校で必要な選抜資料でした。平成24年度入試からは、出身中学の校長の推薦書が

選抜資料から削除され、すべての高校において不要となりました。

実際の選抜は次の通りになっています。

面接・作文および小論文・実技試験・学力検査・その他高校が指定した科目の5つの中から、

高校が指定する1つ以上の科目を実施し、それで合否が決定します。

 

【後期選抜と攻略ポイント】

50点満点×5教科=250点満点で、試験時間は各科目45分ずつです。

学力検査はすべて1日で実施します。合否判定は内申点と学力検査の点数で決まります。

合否の判定は以下の三段階で行われます。

(1)調査書より選考された募集定員の100%以内、かつ学力検査の上位80%に含まれる受験者を合格とする。

 ただし、高校によっては調査書により選ぶ人員を募集定員の110%、120%にすることもあります。

(2)(1)で調査書によって選考された中から、学力検査で定員の残り1/2を決定する。

(3)各高校が示す「特に重視する選抜資料」を踏まえ、残りの合格者を決定する。

 

三重県の入試問題は、5教科全てにおいて、「知識を問う問題」よりも

結果を分析し、まとめる力を問う問題」に比重が置かれています。

そのため、「暗記型勉強」では頭打ち状態になってしまいます。

問題をじっくりと考えながら、演習する時間をしっかりと確保することが重要です。

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