教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



今回は、ほとんどの学校で中学3年で学ぶことになる
「公民」の入試対策について考えてみたいと思います。
 
 
■公民分野の配点
平成24年度 14点
平成23年度 14点
平成22年度 14点
平成21年度 14点
 
ここ数年は14点の配点で定着しています。
 
 
■出題傾向
学校の授業の中で班ごとにテーマに分かれて発表した、という設定で出題されています。
幅広い単元からまんべんなく出題できるため、平成21~24年度まで続いている出題スタイルです。
 
問われる内容は、教科書レベルの語句を図やグラフを使って答えさせるものが多く出されています。
 
(平成21~24年度の4年間の出題分野)
政治と憲法 4回
経済と金融 2回
国際社会と環境 3回
 
「経済と金融」の範囲からは、市場価格についての出題に限られています。
出題形式は選択問題と簡単な記述式の説明問題、語句を答えさせる問題の3パターンです。
 
 
■対策
重要語句は単に言葉を覚えているだけでは点数は取れません。
内容を説明できなければ、問題文から語句を導くことができないからです。
 
例えば、平成24年度入試では次のような問題が出されています。
 
(問題)労働三権にもとづいて、労働者が団結する権利や団体交渉をすることを保護した法律を
    何というか、書きなさい。
(正答)労働組合法
 
上記のような問題の場合、労働三権が「労働基準法・労働組合法・労働関係調整法」
であることがわかっていたとしても、それぞれの特徴を理解していないと正答は選べないでしょう。
つまり、語句の説明ができるところまで勉強しておく必要があります。
 
「社会は暗記科目だから、自分で対策できる」という意見があります。
確かに暗記することができなければ、点数にはつながりません。
しかし、語句の内容がどのようなものか説明できるところまで理解しているかどうかは
自分一人では確認できません。
 
マンツーマンであれば、家庭教師の先生が、本当に理解しているかどうかを確認することができます。
マンツーマンだからこそ、暗記科目である社会の最後の仕上げができるのです。
 
中学3年生の人は、これからの対策次第で当日の得点が変わってきます。
三重県後期選抜入試の傾向に合わせた対策を大至急取り入れていきましょう!

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