2012年8月23日
三重県 高校入試対策 国語編(その2)~古典分野~
今回は三重県の国語の高校入試の中で、古典単元を取り上げたいと思います。
■古典分野の配点
平成 24年度 6点
平成 23年度 6点
平成 22年度 6点
平成 21年度 6点
ここ数年は6点の配点です。(1問2点の小問が3題)
■出題傾向
問われる内容として、
①歴史的かなづかいを現代かなづかいに直す
②主語・指示語の内容を書く・選ぶ
③本文の内容と合うものを選ぶ
がここ数年の傾向としてあります。
出題される範囲として、ここ数年は古典が出題されています。
本文は3~4行程度で、意味が注意書きされている単語もいくつかあります。
■対策
本文の5~6割程度の単語には意味が注意書きされているので、
基本的な単語を覚えれば、本文の内容は理解できます。
歴史的かなづかいを現代かなづかいに直すという問題も、
「いきどほり」「問ふ」「おほやけ」など、基本的なものです。
基本的な単語、文法事項をおさえれば、かなづかいを直したり、本文の意味を捉える事はできます。
注意する点は、主語の捉え方です。
古典では主語が省略されている事が多く、指示されている動詞の前だけを読んでも、
主語がわからないケースがあります。
本文全体の意味を捉え、そこから誰が何をしたのか、情景を思い浮かべながら解くようにしましょう。