2013年10月23日
三重県 鈴鹿中学校入試の傾向と対策~理科編~
今回は三重県内で高田中学に次いで難関と言われている、
鈴鹿中学校の理科の入試問題についてみていこうと思います。
鈴鹿中の理科の配点は特徴的で、
物理分野が最も多く33%、化学・生物・地学分野が 各22%前後で出題されています。
物理分野では、「運動」「てこ・バネ」が中心に出題されています。
また、「回路」の問題もチェックが必要です。
化学分野では、「物の燃え方」「水の三態」
生物分野では「花のつくり」「植物の成長」
地学分野では「流水の働き」「地層」が多く出題されています。
基本的問題以外にグラフや問題文からの類推する問題等が必ず数問出題されます。
そのため難しい問題も一部ありますが、まずは基本事項をきっちり得点することが重要になってきます。
そして同じ単元が連続して出題されない傾向にあるので、
今年の問題をチェックし来年に備える必要もあります。
鈴鹿中学校の試験は国語・算数が50分、理科・社会が40分で行われ、
理科の合格者平均点は過去3年分を見ると50点~60点です。
年々下がってきていますが、70点を安定して取れれば合格点を取れると言えるでしょう。
理科は分野が別れている上に単元も多いですが、今からでも遅くないので満遍なく基本から押さえていきましょう!