2011年5月9日
【宮城県 学習方法】 英語を得意教科にする方法
ハインリヒ=シュリーマン(1822-1890)という考古学者がいます。
ギリシア神話に登場する、伝説の都市『トロイア』※の遺跡を発掘したことで知られています。
※トロイの木馬で有名な都市です。
一説によると、シュリーマンは18ヶ国語をマスターしていたと言われています。
英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語をはじめとして
アラビア語やトルコ語などにも詳しかったようですが、
これらの言語をほぼ『独学』で、そして『短期間』でマスターしたというから驚きです。
【シュリーマンの語学習得法】
○ 非常に多く音読すること
○ 極力、翻訳はしないこと
○ 毎日、必ず勉強すること
○ 興味のあることで作文を書くこと
○ 教師にその作文の添削を受けること
○ 訂正された作文を次回、暗唱すること
『音読』と『暗唱』によって、効果的に語学を習得していったシュリーマンは、
英語に関しては、約半年でマスターしたそうです。
またスペイン語やポルトガル語などの同系統の言語は、6週間でマスターしたとのこと。
当初、「記憶力が良くなかった」というシュリーマンですが
それでも、英語学習開始3カ月後には、英語の散文を注意深く3回読めば
20ページの文章を正確に暗唱できるようになったと、記されています。
ドイツ語を母国語とするシュリーマンにとっての英語は
私たち日本人にとってのそれとは、かなり異なるのは事実です。
しかし、『自分に合った学習法』を見つけ、『継続的に努力をする』ことが
『効果を生む』ということもまた事実なのだと思います。
最後に、シュリーマンの語学習得法を、現代風にアレンジしたものを記載します。
是非ご参考になさってください。
また、学習に関するご相談も随時お受け致しておりますので、お気軽にご連絡ください。
【オススメ英語学習法】
○ 非常に多く音読すること
○ 耳で聞いた文章を書き取る練習をすること (Dictation)
○ 耳で聞いた文章を復唱する練習をすること (Shadowing)
○ 新たに覚えた単語を使い、英作文を書くこと
○ 教師にその作文の添削を受けること
○ 訂正された作文を次回、暗唱すること
写真左:【 ハインリヒ=シュリーマン 】
写真右:【 トロイの木馬 】