2011年7月20日
【宮城県 大学受験】 柔軟な志望校選びで、現役合格を実現②
前回に引き続き、大学受験における志望校選定について記載します。
今回は、『法学部』をモデルに志望校選定のパターンを提示します。
受験生のモデルは以下のように設定します。
【受験生モデル】
○ 第一志望は東京大学
○ 国立大が不合格の場合は私立大へ進学
○ 宮城以南~首都圏に所在地がある大学が希望
○ マーク模試では約8割の得点率
○ 記述模試の偏差値は62~65
志望校選定パターン① 【バランス型】
<国立大>
第一志望 : 東京大学 文科一類
第二志望 : 一橋大学 法学部
第三志望 : 東北大学 法学部
<私立大>
早稲田大学 法学部
中央大学 法学部
日本大学 法学部
※ 国立大に関しては、センター試験の結果で出願先を決定。
90%以上で東京大学へ、85%以上で一橋大学へ、それ以下であれば東北大学へ出願。
第一志望へのこだわりよりも、現役進学を重視する。
※ 私立大学に関しては、『チャレンジ校(早稲田大)』、『実力相応校(中央大)』
『すべり止め校(日本大)』とバランスよく選定。
志望校選定パターン② 【第一志望重視型】
<国立大>
第一志望 : 東京大学 文科一類
<私立大>
早稲田大学 法学部
中央大学 法学部
明治大学 法学部
日本大学 法学部
専修大学 法学部
※ 国立大に関しては、東京大学に出願先を絞る。
場合によっては文科三類への学部変更も考慮に入れる。
※ 国立大学の出願を限定する分、私立大学への受験は幅広く設定する。
『実力相応校』を2つ(中央大、明治大)に増やすとともに
『すべり止め校』も2つ(日本大、専修大)出願し、選択肢の広げる。
志望校選定パターン③ 【妥協型(国公立大重視型)】
<国立大>
第一志望 : 東京大学 文科一類
第二志望 : 東北大学 法学部
第三志望 : 新潟大学 法学部
<私立大>
中央大学 法学部
専修大学 法学部 (センター利用)
※ 国立大に関しては、センター試験の結果で出願先を決定。
90%以上で東京大学へ、80%以上で東北大学へ、それ以下であれば新潟大学へ出願。
国立大学への現役進学を重視する。
※ 私立大に関しても、出願先を絞る。
『チャレンジ校』を設けず、『実力相応校』も1つ(中央大)だけとする。
国立大への対策をより重視するため、『すべり止め校(専修大)』はセンター利用を活用。