2011年9月20日
【宮城県 高校受験】 英語①単語・文法分野 傾向と対策
◇単語・文法分野
1. 出題傾向
毎年、文法問題が独立した大問として出題されることはない。
ただ2~3年前から、第二問が長文読解問題から語句補充問題にかわり
英文の中に入る適切な単語を選択したり、記入したりする問題が出題されている。
難易度はそれほど高くないが、長文や対話文中で出題され、
資料を読み取り、前後の文脈を捉えながら解く問題であるため、読解の力も必要。
また、第三問と第四問の長文読解問題の中で、動詞を適切な形に書き換える問題などが出題される。
単独で出題されることはなくとも、単語や文法は長文読解や英作文問題において
非常に重要な役割を占めているので、しっかり対策しておきたい。
2. 来年度の予想
ここ2~3年の出題形式がそのまま引き継がれることが予想される。
教科書の太字レベルの単語をしっかり覚えることが重要である。
特に、動詞、形容詞といった述語になりうる品詞を中心に覚えておくとよい。
また、動詞に関しては、過去形、過去分詞形、ing形のつづりも覚えておくこと。
3. 対策
基本は教科書の本文に出てくる単語や熟語、そして基本文法である。
単語に関しては単独で覚えるよりも、例文を暗記すると効率よく覚えられる。
つまり、単語そのものの意味よりも、文章中での使われ方のほうが重要ということである。
例文暗記の際は書き写すだけではなく、必ず音読をしてほしい。
また、余力があれば、習得した単語を使ってオリジナルの英作文を作ってほしい。
単語を『覚える』→単語を『使う』ことができれば、英語力は一気に伸びるからである。