2011年10月6日
【宮城県 高校受験】 国語④作文分野 傾向と対策
◇作文
1. 出題傾向
毎年、第五問において、160字~200字以内で書く作文問題が出題されている。
年度別の出題テーマについては以下の通りなので、是非、練習して欲しい。
所要時間は10~12分程度を目標にしてほしい。
【平成23年度】
『しあわせは いつも自分の こころがきめる』 (相田みつを著 「いのちのバトン」より)
この作品から感じとったことと、それについてあなたが考えたことを
百六十字~二百字で書きなさい。
【平成22年度】
あなたが考える「心の豊かな人」とはどのような人ですか。
そのように考える理由も含めて、百六十字~二百字で書きなさい。
【平成21年度】
あなたが考える「未来に残したいもの」は何ですか。
理由も含めて、百六十字~二百字で書きなさい。
2. 来年度の予想
第五問において、百六十字~二百字で書く問題であることは、ほぼ間違いない。
しかし出題されるテーマについて予想することはほぼ不可能と言って良い。
出題傾向としては、自分自身の経験や考えを自由に記述するタイプの問題が多いと言える。
しいて予想を挙げるなら、『環境問題』、『命の大切さ』、『思いやり』などだろうか。
3. 対策
大前提として、原稿用紙の正しい使い方をマスターすることが必要である。
また、160字~200字で書き切ることも必要不可欠なポイントである。
作文のテーマにもよるが、2段落で構成すると書きやすいのではないだろうか。
※段落構成を指示される場合もあるので、問題はよく読むこと。
出題傾向にも書いたが、1題あたりの目標所要時間は10~12分である。
満点は難しいかもしれないが、配点が大きく、部分点も多くつく大問なので
漢字と同様に、第一問と第二問の読解問題の前に解くと良いだろう。
また、事前にできるだけ多くのテーマについて練習しておくことで
入試当日に使えるフレーズや文章を、いくつか準備できるのではないだろうか。