2011年10月12日
【宮城県 震災からの復興】 スポニチ×家庭教師のトライ 野球教室
先月9月23日に、『スポニチ×家庭教師のトライ 野球教室』が行われ
宮城・福島両県の中学生約250人が集まりました。
コーチを担当するのは、東尾修さんをはじめ、中畑清さん、牛島和彦さん、大塚光二さん。
テレビやラジオでもおなじみの、元プロ野球選手という超豪華な顔ぶれで
参加した中学生だけではなく、見学に集まった保護者の方々も目を輝かせていました。
正しいキャッチボールのやり方から、ピッチングやバッテリー間の連携、守備やバッティングまで
理論的かつ情熱的な指導に、子どもたちも熱く取り組んでいました。
参加した中学生、その保護者の方々にとっても素晴らしい経験になったと思っています。
ところで、練習に先立って行われた開会式で、中畑清さんが挨拶をされたのですが
その中でとても印象に残った言葉がありましたので、ご紹介したいと思います。
【中畑清さんのご挨拶 一部抜粋&要約】
私は現役の頃から、『絶好調』という言葉をキャッチフレーズにしてきました。
もちろん、調子が悪い時や、ケガで苦しんだ時期も多かったが
自分自身に言い聞かせるように、『絶好調』という言葉を繰り返してきました。
人生はうまくいくことや楽しいことばかりではない。
むしろ苦しいことや難しいことの方が多い。
人生全体の8割くらいは、苦しい時期なのではないだろうか。
そんな時は、下を向いて、落ち込んでばかりいてはいけない。
苦しい時こそ前を向いて、『絶好調』と自分に言い聞かせ、踏ん張っていかなければならない。
自分自身を奮い立たせ、良いイメージを持って物事に取り組もうとするこの姿勢は
野球だけではなく、すべてのことに通じることだと思います。
私自身、この言葉を聞き、3月11日の東日本大震災以来どこか晴れなかった気持ちが
すっきりしていくのが感じられ、年甲斐もなく涙ぐんでしまいました。
また、一生懸命、そして元気よく野球に取り組む中学生の姿を見て、とても新鮮な気持ちになりました。
中学生による元気な挨拶、コーチの方々の気さくな人柄に魅了された1日でした。
機会があれば、是非またお手伝いしたいと思っています。
その際は、より多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
是非奮ってご参加ください。
【コーチ陣による熱心な指導と、それを真剣に聞く中学生】