2011年11月5日
【宮城県 大学受験】 英語
センター試験における英語の平均点は、概ね115~125点で推移しています。
出題形式も若干の変更はありますが、毎年ほぼ同様の形式と言えます。
大学入試全体で考えると、難易度は標準で、良問が多いと言えます。
問題数は例年50問前後なのですが、試験時間が80分であることを考えると
時間配分がセンター英語攻略における重要な要素となります。
平成23年度センター試験において、以下のような問題が出題されています。
【第2問 A 問1】
Dad, if my grades improve by the end of the term,
would you mind ( ) my allowance?
ア raising イ rising ウ to raise エ to rise
この問題を解くポイントは2つあります。
1つ目は、『would you mind ~ing』という表現です。
この表現を覚えていれば、正解がアとイのどちらかであることがわかります。
そして2つ目は、『 raise 』 と 『 rise 』 の意味・用法の違いです。
『raise』は他動詞で『~を上げる』、『rise』は自動詞で『~が上がる』という意味ですので
『my allowance』という目的語を後ろに取る動詞は、他動詞の『raise』となります。
この問題は大学入試問題や模試などで、繰り返し出題されてきた問題です。
傾向と対策を考慮して学習している人であれば、5秒で解ける問題です。
考えなくても、基礎的な文法や熟語を押さえるだけで、大きな時間短縮が可能です。
また、この問題で押さえるべきポイントは他にもあります。
それは『would you mind ~ing』に対する答え方と、『raise』の他の意味です。
もちろん、『improve』や『allowance』の意味・派生語などもチェックすべき項目です。
1つの問題に対して答えは1つですが、押さえるべきポイントは複数存在します。
同じ単語や熟語、文法が使われている問題でも、問われるポイントが違うということは十分考えられるのです。
問題を多角的に分析し、必要事項はその都度対策をすることができれば
短期間でも大幅な成績アップをすることが可能となります。
志望校合格や、難関大学への現役進学を目指す方は、最後まで諦めないでください。
たとえ現時点で成績が低迷していたとしても、きっと何か方法があるはずです。
まずは、トライにご相談ください。
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