教育プランナーブログ

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今月11日、平成24年度宮城県公立高校入試志願状況が発表されました。

推薦合格者(予定)も入っていますし、志願先変更もまだ可能となりますので

今回の志願倍率がすべてではありませんが、志願倍率からは入試トレンドがわかります。

  

  

学科の中で最も設置数が多い『普通科』で、人気が高かったのは以下の高校です。

仙台一高(2.03倍)仙台三桜(1.68)仙台向山高(1.66)仙台南高(2.04)

仙台三高(2.10)泉高(1.95)宮城野高(1.54)仙台高(1.90)塩釜高(1.66)

  

上記の通り、仙台市内の中堅~上位進学校がほとんどだとわかります。

これは、『大学進学率の上昇』や、『国公立大学の人気上昇』という大学入試トレンド

高校入試にも影響しているためでしょう。

しかし、県内トップ校である仙台二高(1.34)は、その合格難易度の高さから倍率は低調ですし

旧女子高ナンバー1である宮城一高(1.32)や、仙台二華高(1.10)も倍率は落ち着いているなど

大学進学実績だけでは計れないトレンドが、確かに存在しています。

  

  

また、商業・工業系の倍率が高く、理数科・英語科は学科の倍率は低いという傾向もありました。

宮城工業高(機械:2.09)(インテリア:1.70)仙台工業高(建築・土木:2.43)

仙台商業高(商業:1.99)工業高(機械:1.81)

仙台向山高(理数:0.78)仙台東(英語:0.70)宮城一高(理数:0.65)

  

   

仙台市内の高校に関しては、予備調査の段階で定員割れの状態であっても

最終志願倍率ではほぼすべての高校や学科でそれが解消されます。

もちろん、第2回予備調査の時点で大幅に倍率変動があることは容易に予想できますし

私立高校や公立高校推薦入試の合否状況次第で、最終志願倍率も大きく変わる可能性があります。

  

周りの動きに惑わされずに、自分の意思を貫くというのが最も理想的だと思いますが

宮城県公立高校入試のトレンドの1つである『公立高校志向』を考慮すると

受験校を臨機応変に変更するという柔軟性も必要になってくるのでは、と考えています。

  

『志望校』『受験校』

同じような意味にも取れる言葉ですが、その本質的な意味は異なります。

受験生の皆さんが今している努力が、『志望校合格』につながるように

私たちも精一杯サポートしていきたいと考えています。

最後まで諦めずに、一緒に頑張っていきましょう。

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