教育プランナーブログ

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前回の記事で記載した理科と同様、社会でも記述問題が非常に重要となります。

ここ数年における宮城県公立高校入試では、やや難しい記述問題が出題されており

上位校を目指す受験生は、細かいところまでしっかり対策しておく必要があります。

   

【平成23年度入試 第二問 問5(2)】

尊王攘夷運動に影響を与えた国学とはどのような学問か、述べなさい。

※資料を参考にして答える形式

  

【平成22年度入試 第三問 問2(3)】

消費者が消費社会の主権者であるためには、行政が消費者を保護するだけではなく

わたしたち消費者にどのような行動が求められるか、具体的に述べなさい。

※資料を参考にして答える形式

  

【平成21年度入試 第五問 問5】

地球温暖化がエネルギーや資源の消費と深く関係していることをふまえて

あなたが考える地球温暖化の防止対策を具体的に1つ書き、その対策を考えた理由を

エネルギーや資源の消費との関係にふれながら簡潔に述べなさい。

   

資料を見て答える問題が多いとはいえ、基礎的な知識は必要ですし

資料を正確に分析して読み取る力や、字数制限内で文章をまとめる力も必要です。

そして、これらの能力を養成するためには、日々の学習の進め方にポイントがあります。

  

  

【記述問題攻略のための学習ポイント】

① 習った内容を、自分の言葉で説明してみる

→ トライでは、『ダイアログ学習法』と呼んでいます。

  説明する相手がいればベストですが、いなければ1人で行っても良いです。

  教科書のような固い文章ではなく、『自分の言葉』で覚えるのが効果的なのです。

  

② 細かい語句の前に、全体像を把握する

→ 特に歴史については、時代の流れを把握してから、細かい用語のチェックをします。

  1つ1つの用語については、その意味も理解するようにします。

  覚えにくいものについては、専用のノートなどを作成し、まとめると良いでしょう。

  

③ 制限字数内で書く練習をすること

→ 字数制限や解答欄に合わせて文章を書く練習は必須です。

  国語をはじめ、すべての教科の得点アップにつながりますので、積極的に行いましょう。

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