2012年2月11日
【宮城県 高校受験】 本番直前の心構え
2月8日に、宮城県公立高校推薦入試の結果発表が行われました。
見事合格された受験生の皆さん、おめでとうございます。
今までの努力を思い返し、そして合格の喜びをかみしめてください。
ただし、推薦合格者は、高校入学後の成績が低迷するというデータもあります。
高校入学まで約2ヶ月ありますので、最後まで気を抜かずに
入学後の準備をしっかりと進めるようにしてください。
残念ながら不合格だった受験生の皆さん、そして推薦入試を受けなかった皆さんは
まさに今後1ヶ月が、勝負のポイントとなります。
辛く、苦しい毎日を過ごしている方も多いと思いますが、あと少しの辛抱です。
たくさん苦労しても、合格後の喜びはその分大きくなります。
最後まで集中力を切らさず、体調管理を万全にして、受験対策に臨みましょう。
【本番直前!トライからのアドバイス】
① 入試当日のシミュレーションをする
『当日、忘れ物をしたらどうしよう』、『遅刻したらどうしよう』などという不安は
入試当日の持ち物を早めに準備したり、スケジュールをシミュレーションしたりすることで
ある程度軽減することができます。
そして、『やることはやった』という自信を持って本番に臨むようにしましょう。
② モチベーションを維持する
私立高校合格をしていると、『公立がだめでも進学先がある』と安心してしまい
本番直前であるにもかかわらず、モチベーションが下がってしまう生徒がいます。
しかし、せっかくの受験機会を逃さないようにしてください。
受験は自分自身を高めるための大きなチャンスでもあります。
学力向上の可能性がまだあるのに、そこで成長を止めてしまうのはもったいないことです。
最後まで全力を尽くしましょう。
③ 自分の立場を悲観せず、ポジティブにとらえる
推薦入試や私立専願で進学先が決まっているクラスメートを見て
うらやんでみたり、ネガティブにとらえてみたりすることがあるかもしれません。
そんなときは一般入試に向けて同じように頑張っている人を見てください。
入試の精神的ストレスは、周囲の受験生と一緒になって頑張ることで軽減できます。
進路が決まって安心している人の姿は、数週間後の自分の姿です。
『このまま頑張れば、もう少しで自分も同じようになれる』とポジティブにとらえましょう。
志望校合格には、緻密な戦略が必要です。
これまでの記事でも、そのように繰り返しアドバイスしてきました。
しかし本番直前ともなると、『自分自身の気持ち』がとても重要になります。
志望校合格に必要なのは、受験勉強によって学力を向上させることだけではありません。
『本番にベストの状態で臨む』ためのアプローチをすることによって
『本番で実力を発揮するための力』を伸ばすようにしましょう。