2012年2月18日
【宮城県 学習方法】 中学校入学準備 ~英語でつまずかないために~
新学習指導要領が完全実施され、小学校でも英語の授業が始まりました。
しかし、小学校英語はコミュニケーション能力の養成を主眼としており
単語や熟語、文法や長文読解などといった、いわゆる受験英語とは異なります。
そのように考えると、依然として英語は中学校から新しく始まる教科と言えると思います。
最近では、小学校のうちから塾などで英語を学習するという方も多く
中学校入学前にもかかわらず、英検にチャレンジしている方もいます。
学年の垣根を超え、興味のあることについて先取り学習をすることは非常に良いことです。
しかし既に学習した内容だからと、学校の授業をおろそかにしてはいけません。
小学生のうちから英語を学習しているという方も、そうでない方も
中学校入学前に必ずやっておいてほしい中学校英語対策があります。
それはアルファベットを『正確に』、『きれいに』、そして『素早く』書くための練習をすることです。
とても簡単なことに思われるかもしれませんが、とても大切なことです。
アルファベットを『正確に』、『きれいに』、そして『素早く』書くことができないと
以下のようなミスを誘発することにつながります。
問題点① アルファベットを『正確に』書くことができない
→ 「b」と「d」、「p」と「q」などの文字を書き間違えてしまうとケアレスミスが起こってしまうことがあります。
自分は大丈夫!と思う方も多いかもしれませんが、実態は意外に多いのです。
問題点② アルファベットを『きれいに』書かない
→ 自分では正しい単語を書いたつもりでも、採点する人が認識しなければ
それはスペルミスと判断されてしまいます。
誰にでも認識できるきれいな文字を書くことは必須条件と言えます。
問題点③ アルファベットを『素早く』書こうとしない
→ 丁寧に書くことは大切なことですが、時間がかかりすぎてもいけません。
テストにおいて最もやってはいけないことは、空欄を作ることです。
わかる問題がたくさんあったのに、時間が足りないから書けなかったというのでは
あまりにもったいないことです。
英語に不安を覚えるという方は、中学校入学前に上記問題点を改善しておきましょう。
いま取り組んでおかないと、あとで非常に苦労することになるかもしれません。
『問題点は小さいうちに克服する』
これが英語を苦手教科にしないための鉄則なのです。