教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



 

【出題傾向分析】

◇ 小問集合

第一問は例年通りの出題形式で、因数分解やルートの計算が出題された。

問5で、立体の横の長さを出すのに時間がかかった受験生もいたかもしれない。 

第二問からは確率の問題がなくなり、代わりに2次関数の問題が出題された。

放物線の対称性を利用する問題で、やや難しかったのではないか。

  

◇ 方程式

選択問題Aで連立方式の応用が出題された。

誘導があるため考えやすいが、解き慣れていないと難しく感じられるかもしれない。

  

◇ 関数

第三問で1次関数の応用が出題されたが、選択問題では出題されなかった。

第三問はほぼ例年通りの出題内容と言え、数年分の過去問演習をしている受験生にとっては

考えやすい問題だったのではないだろうか。

  

◇ 図形

小問集合において、立体の体積をもとめる問題と円周角の問題が出題された。

また第四問と選択問題で、作図問題と相似の証明が出題された。

全体的にやや難化したように思えるが、選択問題Bはやや易化か。

  

  

【受験対策】

来年度入試から新制度がスタートするが、全体的な出題傾向は踏襲されるだろう。

しかし、後期選抜において英語・数学の選択問題がなくなる予定なので

難易度は平準化し、平均点が従来よりも高水準となると考えられるため

40点近い配点がある第一問と第二問の小問集合の完全攻略は必須となり

また、それに伴って関数・図形の応用問題対策が志望校の合否に大きく影響しそうだ。

  

まずは計算分野対策として、計算スピードと正確さを身につけたい。

計算分野とは、正負の数や文字式の計算だけではなく、方程式や関数における計算問題や

三平方の定理や相似における計算問題も含まれる。

強力な計算力という土台があるからこそ、応用問題対策が有効となると心がけて

日々の学習に取り組んでほしい。

  

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