教育プランナーブログ

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【出題傾向分析】

◇ 単語・文法

例年の傾向通りの出題で、独立した文法問題出題されなかった。

第二問は最近2~3年続いている語句補充問題であり

会話文中の空欄に当てはまる語句を選ぶ問題が5問、

会話文を基にしたチラシの空欄に適切な語句を入れる問題が5問出題された。

難易度はそれほど高くはないが、正確なつづりが必要とされるとともに

『三単元のs』や『名詞の複数形』などケアレスミスには気をつけたいところだった。

  

◇ 長文読解

第三問において長文読解が、第四問の選択問題において会話文読解が出題された。

長文読解問題では、並び替え問題や指示語の内容説明、本文の内容理解など

ほぼ例年通りの出題形式であり、文章量も適量であったと言えるが

全体的に難化した印象があるため、思うように得点できなかった受験生も多かったのでは。

   

◇ 英作文

選択問題において、3文程度の英作文を書く問題が出題された。

出題内容は以下の通りなので、中1・2生の皆さんもぜひ挑戦してみてほしい。

ポイントは易しい単語を用いて、シンプルに、そして簡潔に書くことである。

  

<選択問題A 問7>

あなたの生活を振り返って、感謝の気持ちを表したいと思うことを

一文目を『Thanks to』で書き始め、3文程度の英語で書きなさい。

  

<選択問題B 問6>

次の英文の指示に従って、3文程度の英語で書きなさい。

It is difficult for you to do some things if you are alone.

But if you do such things with other people, you don’t think they are difficult.

Find one example among those things in your life and write about it.

  

<上記英文の大意>

1人で物事を進めようとすると難しいが、他の人と一緒に取り組めばそうは感じないことがある。

自分自身の生活の中で、例を挙げ、それについて書きなさい。

  

◇ リスニング

例年通りの出題形式であり、配点は20点。

問題3は、少し長めの会話を聞いた後で4つの質問がされる問題。

その質問に対する答えとして、もっとも適切なものを4つの選択肢から選ぶという問題だが

英文に慣れていない受験生にとっては、毎年難敵となっている。

単語や表現は平易だったので、英語を聞き慣れることがポイントと言える。

  

  

【受験対策】

単語や熟語の習得の前に、基礎文法を押さえるべきである。

教科書に載っている基本例文を参考にして、暗唱できるようにすると良い。

そして新出単語や新出熟語を使ってオリジナルの英作文を作成すると効果的である。

作成した英文は必ず添削してもらい、添削後の英文は暗唱できるようにしよう。

また長文読解問題を解く際に、意味が取れなかったり、本文が難しく感じたりする場合は

思い切って解答に記載されている日本語訳を読んでから解いても良い

  

英語は勉強しやすいように思われがちだが、受験対策をするのが意外に難しい教科である。

入試頻出単元と自分自身の苦手単元をすり合わせ、効率良く受験対策を進めたいところである。

  

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