2012年7月17日
【宮城県 中学受験】 中学受験を制する夏の過ごし方②
前回の更新で、中学受験突破に必要な夏の学習ポイントについて記載しました。
その中で、『午前中~日中に勉強する習慣をつける』というポイントを挙げましたが
実際に生活リズムを整え、規則正しい生活を送るのは意外に大変なことです。
そこで、今回は夏の生活リズムの整え方や、時間の使い方について
アドバイスさせて頂きたいと思いますので、是非ご参考になさってください。
【夏の生活リズムの整え方】
① 早起きをする
早起きは、理想的な生活リズムを実現する上で、最も有効な行動です。
午前中から活発に活動することによって、身体が本来の働きを取り戻し
爽快感を感じながら1日をスタートすることができます。
また、1日の活動を通じて適度に疲労が蓄積し、夜もぐっすり眠れるようになります。
質の良い睡眠は、脳が知識を定着させる上でも不可欠な要素なのです。
② 適度に運動する
勉強によって脳を使うだけではなく、身体も適度に疲れさせましょう。
質の良い睡眠を促すのは、脳と身体における適度な疲労感です。
勉強をしているときは、どうしても同じ姿勢になりやすく、身体全体がこってしまいます。
ストレッチ程度の軽い運動で構いませんので、日々心がけてください。
【夏の効果的な時間の使い方】
① 勉強する教科はこまめに切り替える
同じ教科を長時間連続して勉強するのは、あまり効率的とは言えません。
45分~60分をひとつの区切りとして、教科を切り替えるようにしましょう。
その際は、文系教科と理系教科を交互に勉強するようにするとさらに効果的です。
脳の疲労度がかなり違ってくると思いますので、是非お試しください。
② 就寝直前には暗記ものを勉強する
人間は睡眠中にその日の学習内容を整理し、脳に定着させます。
特に睡眠直前の内容や、印象的な出来事を優先して記憶すると言われています。
つまり、就寝直前に歴史語句や英単語などの暗記学習を行うことによって
効率良く暗記系の知識量を増やすことができるようになるのです。
もちろん暗記した語句の定着には、翌日以降の復習が必要不可欠なので
定期的な反復学習を怠らないようにすることも重要です。