2012年8月21日
【宮城県 高校受験】 国語シリーズ第2回 ~作文~
【昨年度入試 出題傾向】
例年、第五問で作文が出題されています。
平成24年度入試のテーマは、以下の通りでした。
【平成24年度入試 第五問】
『案ずるより産むが易し』は、「前もって心配していたよりも
実際にやってみると案外やさしいこと」を言うことわざです。
このことわざから、あなたが感じたことや考えたことを
あなたの体験や見聞を含めて、百六十~二百字で書きなさい。
テーマは漠然としたものが多いため、『書きやすいが、得点しにくい』と言えます。
目標解答時間は10~12分程度を考えると良いと思います。
【出題予想】
平成25年度入試に関しては、作文は前期選抜では出題されませんが
後期選抜では出題される予定となっています。
平成23年度入試のように、資料を見て、感じたことや考えたことを
作文にする形式の問題が出題されることも考えられます。
【平成23年度入試 第五問】
次は、詩人で書家である相田みつをの作品です。
この作品から感じとったことと、それについてあなたが考えたことを
百六十字~二百字で書きなさい。
※ 図は最下部に掲載します。
【夏の攻略ポイント】
作文の書き方には個人差があります。
そこで夏休みに重視したいのは、自分自身の書き方を確立するということです。
試験時間のどのタイミングに作文を書くのか、初めは箇条書きで書くのかどうか
何段落構成で書くのか、などについて事前に自分のスタイルを見つけておきましょう。
そして自分のスタイルが見つかったら、あとは演習あるのみです。
可能であれば、書いた作文を添削してもらうようにしましょう。
『演習 → 添削 → 書き直し』というサイクルを繰り返すことで
着実に作文力が身に付いていくからです。
【平成23年度入試 第五問 資料】