2012年11月16日
【宮城県 大学受験】 入試攻略法 宮城大学① ~入試情報編~
宮城大学は県内でも非常に人気のある大学の1つで
就職率が高いことに加え、学生の満足度も高いと聞きます。
志願倍率は概ね2~4倍程度ですが、学科ごとの定員が少ないため
合格には高い学力(得点力)が必要となります。
特に、センター試験は合否に大きく影響します。
なぜなら、宮城大学はすべての学部・学科において
センター試験の配点比率が非常に高くなっているからです。
今回の記事では、宮城大学の入試情報について分析します。
そして次回の記事では、どのような受験戦略を立てて進めれば
宮城大学合格が実現できるか、ということについて記載したいと思います。
受験生の方をはじめ、高校1・2年生の皆さんも是非ご一読ください。
【宮城大学 前期日程 センター:2次配点比率】
学部 |
学科 |
センター |
2次 |
配点合計 |
合格最低点 |
看護 |
看護 |
650 |
200 |
850 |
510 |
事業構想 |
事業計画 |
700 |
300 |
1000 |
639 |
デザイン情報 |
645 |
||||
食産業 |
ファームビジネス |
700 |
200 |
900 |
540 |
フードビジネス |
575 |
||||
環境システム |
536 |
【宮城大学 2次試験 科目別配点】
学部 |
学科 |
教科・配点 |
||||
数学 |
理科 |
英語 |
小論文 |
面接 |
||
看護 |
看護 |
- |
- |
- |
140 |
60 |
事業構想 |
事業計画 |
- |
- |
100 |
200 |
- |
デザイン情報 |
- |
150 |
- |
150 |
- |
|
食産業 |
ファームビジネス |
※100 |
※100 |
100 |
- |
- |
フードビジネス |
||||||
環境システム |
※の配点は、選択科目
前述した通り、宮城大学はセンター試験の配点割合が非常に高く
さらに2次試験に小論文(看護学部は面接も)を課す学科も多く
『センター試験失敗→2次試験で挽回』ということができません。
昨年度入試における合格最低点は、学科ごとに若干異なりますが
概ね60~65%程度の得点率となっています。
理想的な得点のしかたは、センター試験で7割確保することです。
センター試験で7割の得点ができれば、2次では4~5割取るだけでよくなります。
センター試験は決して易しい試験ではありませんが、良問が非常に多く
出題形式や傾向がある程度一定であることから、対策がしやすい試験と言えるので
センター試験の重要性をしっかりと認識し、受験勉強を進めてほしいと思います。
次回の記事では、今回の分析から導き出される受験戦略について記載します。