2013年2月15日
【宮城県 高校受験】 公立高校入試・後期選抜まであと20日!
2月12日に公立高校入試・前期選抜の合格発表がありました。
狭き門を抜け、見事合格を果たした受験生の皆さん、おめでとうございます。
努力が実ったという成功体験は、今後の人生においても必ず役に立ちます。
ただ勉強は高校入学後も続きますので、気を抜かないようにしてください。
合格が早く決まれば決まるほど、高校入学後の順位は下がる傾向にあります。
2月中旬に受験勉強をストップする人と、3月まで必死にやる人では
その後の学力差が大きく開くのは、当たり前のことです。
高校の授業内容を先取りしておくなど、十分に準備を進めるようにしましょう。
そして残念ながら不合格だった受験生の皆さん。
しっかりと気持ちを切り替えて、後期選抜対策を進めてください。
新入試制度においては、後期選抜の募集定員が拡大していますので
前期選抜よりも、むしろ後期選抜の方が合格可能性は高いと言えます。
後期選抜まで残り20日あまりとなっていますが、できることは十分あります。
それは、『ミスをなくす』ための勉強です。
例年、入試本番の最高得点は450点前後です。
つまり宮城県トップの受験生であっても、50点分は間違えているということです。
仙台二高や仙台一高など一部のトップ校でも、合格には満点は必要ありません。
受験生全体の正答率が0~10%台の問題を合計すると、大体50点程度でしょうか。
そのような発展問題をすべて解けなかったとしても、トップクラスの成績で合格できるのです。
さらに英語と数学における学校選択問題の廃止の影響で
前期選抜で見られたように、今年度入試の難易度はやや易化傾向にあり
受験者間で得点差がつきにくい状況が生まれやすいと言えます。
各高校の合格ライン付近では、1点の中に複数の受験生が集中することでしょう。
上記の理由から、入試本番までの短期間では、応用~発展レベルの問題演習ではなく
基礎~標準レベルの問題演習を徹底するようにしましょう。
難問を解いた受験生ではなく、少ないミスで本番を乗り切った受験生が合格するのです。