2013年5月19日
【宮城県 高校受験】 公立高校入試制度
今回は、昨年度から実施された新しい宮城県公立高校入試制度についてご紹介します。
各中学校の保護者会などで、何度か説明があったことと思いますが
出席できなかった方々や、説明がわかりにくかったという方々から
トライへのお問い合わせが多くなってきています。
この機会に新入試制度への理解を深め、志望校合格を目指していきましょう。
【宮城県公立高校 入試制度】
<前期選抜>
○ 出願要件
各高校が独自に定める出願要件を満たせば、誰でも出願できます。
出願要件に多いのは3年間の平均評定や、部活動の成績、出席日数などです。
○ 調査書点
中学1~3年生の3年分が反映されます。
社会、理科および副教科4つの評定が2倍換算されます。
3教科(英・数・国)×5段階評価×3年分
+6教科(理・社・副教科)×5段階評価×2倍×3年分=225点満点
○ 試験内容
英・数・国の3教科で学力検査が実施されます。
また、学校独自検査(面接・実技・作文・小論文のうち少なくとも1つ)が課されます。
配点は各高校が独自に設定し、事前に公表することになっています。
○ 合否判定
調査書点と学力検査点、そして学校独自検査の合計得点で合否が決まります。
<後期選抜>
○ 出願要件
すべての公立高校について、誰でも自由に出願できます。
○ 調査書点
中学1~3年生の3年分が反映され、副教科4つの評定が2倍換算されます。
5教科(英・数・国・理・社)×5段階評価×3年分
+4教科(副教科)×5段階評価×2倍×3年分=195点満点
○ 試験内容
英・数・国・理・社の5教科で学力検査が実施されます。
高校によっては特定の教科について傾斜配点を行う場合もあります。
○ 合否判定
調査書点と学力検査点をもとに、各高校独自の相関図にて合否を決定します。
調査書点と学力検査点の比率は、各高校が独自に設定し、事前に公表します。
一部の高校については、第2志望の学科への志望も認められており
第2志望学科へのスライド合格をするケースもあります。