2014年9月30日
【宮城県 高校受験】 高校入試の傾向と対策 ~理科編~
今回は、宮城県公立高校入試における理科の傾向と対策について記載します。
理科は人によって好き嫌いがはっきりとわかれる教科なので
理科が嫌いだったり、苦手だったりする受験生の皆さんに是非読んでほしいと思います。
理科は、化学分野・物理分野・生物分野・地学分野の4分野から成りますが
特に苦手にしている人が多い分野は、化学分野と言われています。
化学変化やイオンなど、実際の生活ではなかなか実感がわかない単元ですが
実は身の回りに非常に関係があることです。
例えば夏の風物詩の花火は炎色反応という化学の原理を基にしていますし
濡れた手で電気コードを触ってはいけない、というのはイオンが関係しています。
『蒸留水は電気を通さない』という風にも習いますので、その違いを勉強するわけです。
化学を身近なものに感じ、少しずつ興味がわいてきたら、あとは勉強に取り組むのみです。
高校入試では、実験器具の名称や使い方、実験の目的や手順、考察結果などが出題されます。
単なる暗記ではなく、『なぜそうなるのか』ということをしっかり捉えることが攻略の第一歩です。
学校の教科書レベルの実験を理解し、問題演習を繰り返すことで成績は上がります。
もちろん、グラフや表を読み取る力や、説明問題を記述する力の養成は必要になりますが
まずは興味を持って勉強してみることが非常に重要になります。
苦手だからといって敬遠するのではなく、積極的に対策するようにしましょう。
苦手を克服するということは、全体の点数が大きく伸びることを意味します。
残り期間は少なくなっていますが、できることはたくさんあります。
最後まで諦めずに、しっかりと取り組むようにしてください。