教育プランナーブログ

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今月9日、県内の公立中高一貫校の出願が締め切られ、出願者数と倍率が発表されました。

出願倍率は仙台二華中が4.10倍、仙台青陵中が2.75倍、古川黎明中が2.20倍と

3校とも昨年度倍率を下回りました。

仙台二華中は初年度の出願倍率が約15倍という高い競争率だったことを考えると

合格しやすくなったように見えますが、受験生のレベルや意識が向上し

対策にかける時間も増加していることから、倍率は下がったとはいえ

依然として合格難易度は高いままです。

仙台二華中1期生が高い進学実績(東大現役合格8名/京大現役合格4名は

大学別合格者数で県内トップ)を残して話題になりましたが

仙台青陵中の進学実績をみると、県内トップクラスの実績を残していることがわかります。

今春の合格実績で東大2名、東北大23名(うち現役16名)、

国公立大医学部医学科6名(うち現役2名)です。

『難関大受験は中高6年かけて対策する』という傾向が宮城県にも浸透したことから

今後、中学受験への熱はさらなる高まりを見せていくのではないでしょうか。

公立中高一貫校に人気が集まる中で、私立中の取り組みについても注目したいと思います。

東北学院中は昨年度から新たな入試方式を採用し、国語と算数で受験する2教科型の他に

総合問題と作文でも受験できるようになりました。

出題傾向は公立中高一貫校とほぼ同様のため、併願する受験生にとっては

対策の負担が減るのが利点です。

また難関大を目指す特別選抜コースも設置予定で今後の進学実績に期待したいところです。

中学受験熱は全国的に高まりを見せています。

高い進学実績に加え、海外研修を含むさまざまな校外活動でも高い評価を集める

公立中高一貫校私立中学校は、公立高校入試が主流の宮城県においても

注目を集めていくと思います。

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