2017年10月27日
【宮城・仙台】家庭教師のトライ 『公立高校入試② 理社』
前回の記事では、宮城県公立高校入試の英数国について
傾向と対策をご紹介しました。
今回の記事では、理科と社会について傾向と対策をご紹介します。
理科と社会は後期選抜の学力検査で課されます。
暗記ができれば点数が取れる、というふうに言われることもありますが
最近の入試問題を見ていると、とても暗記だけで対応できる問題ではありません。
教科書やワークだけではなく、資料集を使いながら
総合的に学習していかないと高得点が取れなくなっているため
勉強を進める際には、このことを十分意識して進めるようにしてください。
【宮城県公立高校入試 教科別対策】
○ 理科
化学、物理、生物、地学の4分野からバランスよく出題されます。
基本的には実験ベースで出題されることが多く
実験器具の名称から実験の流れ、結果、考察など
一連の流れから幅広く出題される傾向があります。
教科書レベルでは見ない実験が出題されることもありますが
資料集までチェックしていれば十分対応できる問題となっています。
対策をする場合は学校の定期テストや実力テストの解き直しを進め
点数が取れないところを重点的に問題集で対策すると良いでしょう。
○ 社会
地理、歴史、公民の3分野及びそれぞれの分野間の融合問題で構成されています。
地理では表やグラフをもとに考えさせる問題が必須です。
歴史では年号問題は出題されませんが、複数の歴史的出来事を
起きた順番に並べ替える問題が頻出です。
年号を覚えるのではなく、歴史的な事実のつながりを重視して勉強するようにしましょう。
公民では時事問題が出題されることはありませんが
現実社会で起こりうる実例をもとに問題が構成されることが多く
現代日本が抱えている問題に興味を持ち、日頃から知識をつけるようにすると
比較的スムーズに問題に対応することができると思います。
1問1答形式ではなく、理由や内容説明の問題が多く出題されるため
限られた文字数で自分の考えを表現する力を身につけておきましょう。
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