2021年5月25日
【宮城・仙台】家庭教師のトライ 『高校入試 志望校の選び方と保護者の役割』
志望校はさまざまな要素を考慮し、総合的に選ぶ必要があります。
子どもの自主性を重視して『本人が行きたいのなら』と希望をそのまま受け入れる保護者も多いのですが、本当は受験生と一緒になって志望校選びをすることが重要です。
高校受験で人生の全てが決まるわけではありませんが、ある程度の方向性は決まってしまいます。
人生経験の少ない15歳に一任するには大きすぎる決断です。
意見や考えを無理に押し付けるのではなく、上手に導くのも保護者の大切な役割といえます。
受験前に公表される予備調査の結果を見ると、毎年、一定数の受験生が直前になって受験校を変更しています。
受験生にとって志望校の変更は精神的負担が大きく、特に受験前にランクを落とす必要が生じた場合は保護者のフォローが必要不可欠となります。
ランクを下げたことでやる気が低下したり、かえってスランプに陥ったりすることもあるので、志望校変更のメリットやデメリットについて親子間で事前に相談するのがお勧めです。
そうすることで受験生は、落ち着いて受験本番を迎えられるはずです。
子どもは一人ひとり異なる特性を持っています。
きょうだいがいる場合は『上の子のときはこうだった、こうしたらうまくいった』と経験則に当てはめて接してしまいがちですが、その子の特性をしっかり見極めることが重要です。
褒めて伸びる子もいれば、プレッシャーを与えた方が発奮する子もいます。
子どものことを最もよく知る保護者が万全のサポート体制を敷くことこそが、受験期においてとても重要となります。
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